手にした今季2勝目よりも、マウンドを譲った悔しさが上回った。6回を終え、6―1とリードは5点。球数も81球だった阪神・秋山にとって、自らに課した課題は「完投しないといけない」だった。迎えた7回。鈴木誠に2ランを浴びると、1死後には会沢に右前打された。ベンチは馬場へのスイッチを決断。思わず、天を仰いだ。
「気持ちが空回りしてしまいました。週の頭を任されている中で、長いイニングを投げることができず、中継ぎ陣に負担をかけてしまい申し訳ないですし、悔しいです」
6連戦初戦。その試合が持つ意味は、誰よりも熟知する。同じく週頭を任された、今季初勝利を挙げた前回14日のヤクルト戦は6回3失点。中継ぎの負担軽減をもくろむ中、6回1/3を4失点での降板は満足には程遠かった。
とはいえ、先発として最低限の役割は果たした。リーグトップの打率を誇る強打線を相手に、4回までは毎回の被安打4。苦しい局面に立たされながらも、走者なしでのセットポジションを交えるなど工夫を重ねた。6回までは堂林の初回ソロ本塁打による1失点のみ。「ガッチャマンの歌」を背に“アッキャマン”は尻上がりに調子を上げていった。
バットでも魅せた。5回先頭で迎えた打席では、あと少しで本塁打かという左翼フェンス直撃の二塁打。この回3得点の口火を切り、自ら流れをつくった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c671922d846399cca41152f842207cc8dff4d080
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