1: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)02:17:23 ID:mdW
東京五輪で復活するからこそ、アテネを振り返るべきやで
というわけでワイが感動した、2004年に行われた宮本慎也×高木豊対談を載せてく
こんなかで出てくる選手・監督は、
長嶋、宮本、高木豊、中畑、高橋由伸、福留、黒田、藤本、城島、ノリさん等々
というわけでワイが感動した、2004年に行われた宮本慎也×高木豊対談を載せてく
こんなかで出てくる選手・監督は、
長嶋、宮本、高木豊、中畑、高橋由伸、福留、黒田、藤本、城島、ノリさん等々
2: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)02:19:21 ID:syi
長嶋監督が体調を崩したやつか
3: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)02:20:39 ID:mdW
当時の面子
監督
33 中畑清 打撃コーチ兼務
コーチ
31 高木豊 守備・走塁コーチ
32 大野豊 投手コーチ
投手
11 清水直行 千葉ロッテマリーンズ
13 岩瀬仁紀 中日ドラゴンズ
15 黒田博樹 広島東洋カープ
16 安藤優也 阪神タイガース
17 三浦大輔 横浜ベイスターズ
18 松坂大輔 西武ライオンズ
19 上原浩治 読売ジャイアンツ
20 岩隈久志 大阪近鉄バファローズ
21 和田毅 福岡ダイエーホークス
30 小林雅英 千葉ロッテマリーンズ
61 石井弘寿 ヤクルトスワローズ
捕手
9 城島健司 福岡ダイエーホークス
59 相川亮二 横浜ベイスターズ
内野手
2 小笠原道大 北海道日本ハムファイターズ
5 中村紀洋 大阪近鉄バファローズ
6 宮本慎也 ヤクルトスワローズ
8 金子誠 北海道日本ハムファイターズ
25 藤本敦士 阪神タイガース
外野手
1 福留孝介 中日ドラゴンズ
10 谷佳知 オリックス・ブルーウェーブ
23 村松有人 オリックス・ブルーウェーブ
24 高橋由伸 読売ジャイアンツ
27 木村拓也 広島東洋カープ
55 和田一浩 西武ライオンズ
監督
33 中畑清 打撃コーチ兼務
コーチ
31 高木豊 守備・走塁コーチ
32 大野豊 投手コーチ
投手
11 清水直行 千葉ロッテマリーンズ
13 岩瀬仁紀 中日ドラゴンズ
15 黒田博樹 広島東洋カープ
16 安藤優也 阪神タイガース
17 三浦大輔 横浜ベイスターズ
18 松坂大輔 西武ライオンズ
19 上原浩治 読売ジャイアンツ
20 岩隈久志 大阪近鉄バファローズ
21 和田毅 福岡ダイエーホークス
30 小林雅英 千葉ロッテマリーンズ
61 石井弘寿 ヤクルトスワローズ
捕手
9 城島健司 福岡ダイエーホークス
59 相川亮二 横浜ベイスターズ
内野手
2 小笠原道大 北海道日本ハムファイターズ
5 中村紀洋 大阪近鉄バファローズ
6 宮本慎也 ヤクルトスワローズ
8 金子誠 北海道日本ハムファイターズ
25 藤本敦士 阪神タイガース
外野手
1 福留孝介 中日ドラゴンズ
10 谷佳知 オリックス・ブルーウェーブ
23 村松有人 オリックス・ブルーウェーブ
24 高橋由伸 読売ジャイアンツ
27 木村拓也 広島東洋カープ
55 和田一浩 西武ライオンズ
4: ■忍法帖【Lv=2,ヒドラ,qO3】 2015/11/09(月)02:21:58 ID:Chu
アテネ五輪全くしらんワイでもok?
5: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)02:24:17 ID:mdW
>>4
そういう人の為に一応、アテネ野球日本代表の詳細だけ
>プロ選手の参加が認められた2000年のシドニーオリンピックで、アマチュア主体のメンバーに松坂大輔らプロ8人を参加させた混成チームで出場しながら初めてメダルを逃した。
>そのため、日本球界が一丸となっての代表選定を目指して、監督に長嶋茂雄巨人終身名誉監督を起用し、初めて全選手をプロ選手のみで構成する代表が編成された。
>代表チームはオリンピック予選を兼ねたアジア野球選手権大会を全勝してアテネ大会への出場権を得るが、長嶋は大会を前にした2004年3月4日に脳梗塞のため入院。
>病状によっては監督交代という事態も取り沙汰され、星野仙一(前阪神監督)や原辰徳(巨人監督)など具体的な名前も報道された。
>だが全日本野球会議は長嶋の早期回復を期待して、5月に長嶋体制の続行を決定する。6月25日の代表選手発表の会場には長嶋の姿は無かった。
>病状が回復した場合のアテネ行きも検討されたが、最終的に長嶋は医師団の判断を尊重して断念。結局代表チームの指揮はヘッドコーチの中畑清が執ることとなった。
>また監督としての登録を長嶋にすることもできなかったため、中畑が正式に監督となっている。
>また代表選出にあたっては、各球団の経営者側の判断によって、戦力への影響を公平にするとの目的で各球団から2名ずつに制限された。
>長嶋らは制限の撤廃を希望していたが、アテネ大会の開催期間中にもプロ野球の公式戦が通常通り行われることから、多くの代表候補選手を持ち、チームを優先させたい当時中日監督の落合博満や阪神監督の岡田彰布らの希望でもあった。
>日本代表は、野球が正式種目になって以来初めて予選リーグをトップ(6勝1敗)で通過して(銀メダルを獲得したアトランタ五輪代表は4勝3敗の予選3位)決勝トーナメントに進出した。
>キューバを五輪で破ったのも初めてである。
>しかし決勝トーナメント準決勝でオーストラリアに敗れて決勝進出を逃し、銅メダルに終わった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%A2%E3%86%E3%8D%E3%AA%E3%AA%E3%B3%E3%94%E3%83%E3%AF%E9%8E%E7%83%E6%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8
そういう人の為に一応、アテネ野球日本代表の詳細だけ
>プロ選手の参加が認められた2000年のシドニーオリンピックで、アマチュア主体のメンバーに松坂大輔らプロ8人を参加させた混成チームで出場しながら初めてメダルを逃した。
>そのため、日本球界が一丸となっての代表選定を目指して、監督に長嶋茂雄巨人終身名誉監督を起用し、初めて全選手をプロ選手のみで構成する代表が編成された。
>代表チームはオリンピック予選を兼ねたアジア野球選手権大会を全勝してアテネ大会への出場権を得るが、長嶋は大会を前にした2004年3月4日に脳梗塞のため入院。
>病状によっては監督交代という事態も取り沙汰され、星野仙一(前阪神監督)や原辰徳(巨人監督)など具体的な名前も報道された。
>だが全日本野球会議は長嶋の早期回復を期待して、5月に長嶋体制の続行を決定する。6月25日の代表選手発表の会場には長嶋の姿は無かった。
>病状が回復した場合のアテネ行きも検討されたが、最終的に長嶋は医師団の判断を尊重して断念。結局代表チームの指揮はヘッドコーチの中畑清が執ることとなった。
>また監督としての登録を長嶋にすることもできなかったため、中畑が正式に監督となっている。
>また代表選出にあたっては、各球団の経営者側の判断によって、戦力への影響を公平にするとの目的で各球団から2名ずつに制限された。
>長嶋らは制限の撤廃を希望していたが、アテネ大会の開催期間中にもプロ野球の公式戦が通常通り行われることから、多くの代表候補選手を持ち、チームを優先させたい当時中日監督の落合博満や阪神監督の岡田彰布らの希望でもあった。
>日本代表は、野球が正式種目になって以来初めて予選リーグをトップ(6勝1敗)で通過して(銀メダルを獲得したアトランタ五輪代表は4勝3敗の予選3位)決勝トーナメントに進出した。
>キューバを五輪で破ったのも初めてである。
>しかし決勝トーナメント準決勝でオーストラリアに敗れて決勝進出を逃し、銅メダルに終わった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%A2%E3%86%E3%8D%E3%AA%E3%AA%E3%B3%E3%94%E3%83%E3%AF%E9%8E%E7%83%E6%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8
7: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)02:25:58 ID:mdW
【キャプテンからコーチへ一通の手紙】
豊「まずね、札幌来たでしょ。で、札幌から始まってアテネで終わるよね。その中で一番印象残ってるのは、これなのよ」
(懐から一枚のメモを取り出す。
「豊さん
本当にありがとう
ございました
宮本慎也」 と達筆で書いてある。)
宮本「おお!よく取ってましたねー」
豊「これはねー、捨てらんない。ま、誰でも書ける言葉だけどね。でも、あの予選を闘った時に、一枚一枚みんなに入れてくれてたよねえ・・・ああいう想いがあったから、本当に気持ちが籠もってると思うの」
宮「これ、酔っ払った状態から一生懸命書きましたからね~」
豊「話聞いたけど、みんなが飲んでる席からすーっと離れてって、『宮本さん、まだいいじゃないすかー』って言われながら、『いやもう、俺ちょっと疲れてるから』って言ってこれをずーっと書いてたってきいたんだけど?」
宮「はい」
豊「いやー、すごいね。こういう気遣いするの」
宮「ま、でも、同じ飛行機で帰るんだったらこれしてないと思うんですけど、もうバラバラに帰る予定だったので・・・感謝の気持ちがほんとに大きかったんで・・・それを形にしようと思ったんで・・・」
豊「手紙もらった中で、これが一番大切だね」
宮「ほんとすか」
豊「オヤジにもお袋にももらったけど、短いけど直筆でこんなの書いてくれたのはありがたかった・・・」
宮「そういう風に言っていただけると嬉しいんですけど^^」
豊「キャプテンにしてよかったよ^^」
(☆宮本さんをオールジャパンのキャプテンに強く押したのは高木豊さんである)
豊「まずね、札幌来たでしょ。で、札幌から始まってアテネで終わるよね。その中で一番印象残ってるのは、これなのよ」
(懐から一枚のメモを取り出す。
「豊さん
本当にありがとう
ございました
宮本慎也」 と達筆で書いてある。)
宮本「おお!よく取ってましたねー」
豊「これはねー、捨てらんない。ま、誰でも書ける言葉だけどね。でも、あの予選を闘った時に、一枚一枚みんなに入れてくれてたよねえ・・・ああいう想いがあったから、本当に気持ちが籠もってると思うの」
宮「これ、酔っ払った状態から一生懸命書きましたからね~」
豊「話聞いたけど、みんなが飲んでる席からすーっと離れてって、『宮本さん、まだいいじゃないすかー』って言われながら、『いやもう、俺ちょっと疲れてるから』って言ってこれをずーっと書いてたってきいたんだけど?」
宮「はい」
豊「いやー、すごいね。こういう気遣いするの」
宮「ま、でも、同じ飛行機で帰るんだったらこれしてないと思うんですけど、もうバラバラに帰る予定だったので・・・感謝の気持ちがほんとに大きかったんで・・・それを形にしようと思ったんで・・・」
豊「手紙もらった中で、これが一番大切だね」
宮「ほんとすか」
豊「オヤジにもお袋にももらったけど、短いけど直筆でこんなの書いてくれたのはありがたかった・・・」
宮「そういう風に言っていただけると嬉しいんですけど^^」
豊「キャプテンにしてよかったよ^^」
(☆宮本さんをオールジャパンのキャプテンに強く押したのは高木豊さんである)
8: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)02:26:34 ID:mdW
【キャプテンの重圧】
豊「で、10月1日にホテルでみんなが集まって初めて顔合わせしたよね。その時キャプテンの指名を受けて・・・気合いが入ったのかプレッシャーの方が大きかったのか・・・」
宮「プレッシャーの方が大きかったです」
豊「何に対してのプレッシャー?」
宮「みんなをまとめられるかどうか、ですよね。言うたら各チームの主力選手ばっかりじゃないですか。俺が言ってみんな聞くのかな?っていうのが頭の中よぎりましたね」
豊「で、10月1日にホテルでみんなが集まって初めて顔合わせしたよね。その時キャプテンの指名を受けて・・・気合いが入ったのかプレッシャーの方が大きかったのか・・・」
宮「プレッシャーの方が大きかったです」
豊「何に対してのプレッシャー?」
宮「みんなをまとめられるかどうか、ですよね。言うたら各チームの主力選手ばっかりじゃないですか。俺が言ってみんな聞くのかな?っていうのが頭の中よぎりましたね」
10: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)02:28:02 ID:mdW
【チームに示したキャプテンシー】
豊「俺があの時印象に残ったのはね。合同自主トレするかしないか(を決めた時)。
中畑さんは「自主性に任せる」って言ったけど、俺の中ではものすごい不安があったの。「早くチームを作らなきゃいけない」って・・・。で、その時に慎也が言ってくれたよね、『どうだって聞くよりも、やるぞ!って言ってくれた方がみんながまとまる』って。
その時点で俺は慎也に対して『ああ、こいつはキャプテン任せて絶対大丈夫』って確信持ったのよ」
宮「みんな遠慮する部分があるじゃないですか、即席のチームなんで」
豊「でも、咄嗟に出る、というのがキャプテンの資質を持ってるよね。・・・で、(自主トレで)集まったよね、みんなで。
その時の選手の雰囲気どうだった?」
豊「俺があの時印象に残ったのはね。合同自主トレするかしないか(を決めた時)。
中畑さんは「自主性に任せる」って言ったけど、俺の中ではものすごい不安があったの。「早くチームを作らなきゃいけない」って・・・。で、その時に慎也が言ってくれたよね、『どうだって聞くよりも、やるぞ!って言ってくれた方がみんながまとまる』って。
その時点で俺は慎也に対して『ああ、こいつはキャプテン任せて絶対大丈夫』って確信持ったのよ」
宮「みんな遠慮する部分があるじゃないですか、即席のチームなんで」
豊「でも、咄嗟に出る、というのがキャプテンの資質を持ってるよね。・・・で、(自主トレで)集まったよね、みんなで。
その時の選手の雰囲気どうだった?」
11: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)02:28:03 ID:zeJ
懐かしいなぁ
確か当時はオリンピックの陰に隠れる形で駒大苫小牧が北海道勢初優勝したんだったな
オリンピックがなかったらマスコミの注目が集まりすぎて駒大優勝はなかったかも
確か当時はオリンピックの陰に隠れる形で駒大苫小牧が北海道勢初優勝したんだったな
オリンピックがなかったらマスコミの注目が集まりすぎて駒大優勝はなかったかも
12: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)02:28:49 ID:mdW
【代表メンバー集結】
宮「不安の方が大きかったですよねー」
豊「不安というより、会話も何もなかったじゃない、あん時。」
宮「そう、みんな黙ーーーってやってた」
~略~
豊「あの時に、タニシゲと慎也がフリーバッティングのピッチャーを買って出てくれたでしょ。あれはなに、意図的なの?」
宮「半分意図的ですね。少し休んでたんで、肩をしっかり作ろうというのもあったんですが。
・・・タニシゲも投げるの好きで、あいつもそういう意識あったと思うんですけども、一番上の人間がああいう風に動くとですね、やっぱり自然と下というのはそういう気持ちになってくるでしょうし・・・」
豊「で、あの時、誕生会があったじゃない、ガッツと(松井)カズオとね。
あれでみんなが打ち解けた。・・・それはあったでしょ?」
(大きなイチゴのケーキのロウソクを吹き消すカズオと、後に控えるガッツさん、周りで笑顔で拍手するチームメイトの映像が映る)
宮「はい・・・ただ練習するよりも、ああいうのって大っきいとは思いましたよね」
豊「あの時、俺も誕生日だったんだよね・・・10月22日って・・・」(遠い目)
宮「あれ?(自主トレ開始は)24日からじゃなかったですか?」
豊「いや、21日からなの」
宮「ふはは、そうでしたっけね」(ごまかす宮本さん)
豊「21日~24日、で、25移動して26日だったの。
(俺の誕生日、)気がつかんかったでしょ?」(しつこい豊さん)
宮「あーー。そーーーれは、知らなかったですね」
豊「黙ってたけどね」(更にしつこい豊さん・笑)
宮「不安の方が大きかったですよねー」
豊「不安というより、会話も何もなかったじゃない、あん時。」
宮「そう、みんな黙ーーーってやってた」
~略~
豊「あの時に、タニシゲと慎也がフリーバッティングのピッチャーを買って出てくれたでしょ。あれはなに、意図的なの?」
宮「半分意図的ですね。少し休んでたんで、肩をしっかり作ろうというのもあったんですが。
・・・タニシゲも投げるの好きで、あいつもそういう意識あったと思うんですけども、一番上の人間がああいう風に動くとですね、やっぱり自然と下というのはそういう気持ちになってくるでしょうし・・・」
豊「で、あの時、誕生会があったじゃない、ガッツと(松井)カズオとね。
あれでみんなが打ち解けた。・・・それはあったでしょ?」
(大きなイチゴのケーキのロウソクを吹き消すカズオと、後に控えるガッツさん、周りで笑顔で拍手するチームメイトの映像が映る)
宮「はい・・・ただ練習するよりも、ああいうのって大っきいとは思いましたよね」
豊「あの時、俺も誕生日だったんだよね・・・10月22日って・・・」(遠い目)
宮「あれ?(自主トレ開始は)24日からじゃなかったですか?」
豊「いや、21日からなの」
宮「ふはは、そうでしたっけね」(ごまかす宮本さん)
豊「21日~24日、で、25移動して26日だったの。
(俺の誕生日、)気がつかんかったでしょ?」(しつこい豊さん)
宮「あーー。そーーーれは、知らなかったですね」
豊「黙ってたけどね」(更にしつこい豊さん・笑)
13: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)02:29:58 ID:mdW
【緊張感のない福岡合宿】
豊「で、福岡ドーム行った時、みんな同じ宿舎に入ったじゃない。その時はどうだったの?みんな緊張感とかは出てきた?」
宮「いや、全然出てなかったです。」
豊「正直そうだよねえ。・・・我々が3カ国の資料をいつでも見れるようにしとくって言ってて、来たのがタニシゲ一人なんだよ。んで、タニシゲも資料見に来たんじゃなくて、(コーチがいるから)遊びに来たんだよね。
・・・こりゃ大丈夫かなあーー??と思ったんだけどさ、選手はどう感じてたの?」
宮「僕的には、確かに緊張感も足りなさすぎましたけど、まずはコミュニケーションの方が大事だと思ったんで・・・。
『食事みんなで行ったりしろ』とかは言ったと思うんですよ」
豊「それはみんな行ったの?」
宮「僕は行ってましたね、二岡とかキサヌキとか。カズオとも行きましたね。
ま、何のことはない話でも、相手のことが段々分かってくると、いざっていう時には横の繋がりが出てくると思ったんで。僕は優先順位をつけるとコミュニケーションの方が・・・」
豊「でも、大事だけど、みんなとメシ食える訳じゃないじゃない」
宮「そうなんですよね」
豊「で、『ミーティングはまだしないのか?』って訊いたら、『まだしません』と。・・・あれはどういう意図があったの?」
宮「やっぱりその・・僕も気ぃ遣ってた部分があって・・・主力がみんなでやってる訳ですから、自分のペースがあるだろうと。
あまり強制強制っていうのも、好きではないんで。手遅れになるかもしれないんで、打つべきところで手は打たないと、とは思ったんですけども。・・・まあ、あまりにも緊張感がない合宿でしたね」
豊「うん、無かった。練習してて、伝わるものが無いんだよね」
宮「カズオなんかと食事行った時に、やはり彼も軽かったですよね、最初の気持ちは。
『ジャパンのユニフォームがもらえる♪』くらいで。・・・そういう中で、壮行試合じゃないすか。」
豊「で、福岡ドーム行った時、みんな同じ宿舎に入ったじゃない。その時はどうだったの?みんな緊張感とかは出てきた?」
宮「いや、全然出てなかったです。」
豊「正直そうだよねえ。・・・我々が3カ国の資料をいつでも見れるようにしとくって言ってて、来たのがタニシゲ一人なんだよ。んで、タニシゲも資料見に来たんじゃなくて、(コーチがいるから)遊びに来たんだよね。
・・・こりゃ大丈夫かなあーー??と思ったんだけどさ、選手はどう感じてたの?」
宮「僕的には、確かに緊張感も足りなさすぎましたけど、まずはコミュニケーションの方が大事だと思ったんで・・・。
『食事みんなで行ったりしろ』とかは言ったと思うんですよ」
豊「それはみんな行ったの?」
宮「僕は行ってましたね、二岡とかキサヌキとか。カズオとも行きましたね。
ま、何のことはない話でも、相手のことが段々分かってくると、いざっていう時には横の繋がりが出てくると思ったんで。僕は優先順位をつけるとコミュニケーションの方が・・・」
豊「でも、大事だけど、みんなとメシ食える訳じゃないじゃない」
宮「そうなんですよね」
豊「で、『ミーティングはまだしないのか?』って訊いたら、『まだしません』と。・・・あれはどういう意図があったの?」
宮「やっぱりその・・僕も気ぃ遣ってた部分があって・・・主力がみんなでやってる訳ですから、自分のペースがあるだろうと。
あまり強制強制っていうのも、好きではないんで。手遅れになるかもしれないんで、打つべきところで手は打たないと、とは思ったんですけども。・・・まあ、あまりにも緊張感がない合宿でしたね」
豊「うん、無かった。練習してて、伝わるものが無いんだよね」
宮「カズオなんかと食事行った時に、やはり彼も軽かったですよね、最初の気持ちは。
『ジャパンのユニフォームがもらえる♪』くらいで。・・・そういう中で、壮行試合じゃないすか。」
14: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)02:31:16 ID:mdW
【初めて感じた日の丸の重み】
豊「壮行試合、負けたよね。・・・ガーチガチだったじゃない、みんな!」
宮「やっぱ、国家斉唱ですよ。・・・国家斉唱で、日の丸を背負って日本の代表っていうのをあすこで改めて実感したんじゃないですかね」
豊「松井カズオが先頭打者であーんな手が動かないエラーしたの初めて見たもん!」
宮「さっきカズオと食事したって言ったの、その試合の後なんですよ。『やっと事の重大さに気付いた』って正直に言ってましたけど。
あいつが言うには、『いつも着てるユニフォームは相手が着てて、こっちは日本代表ユニで、で、国家斉唱聞いた時に、足が地に着いてないのが自分で分かった』と。」
豊「そのあとガッツがさあーー(笑)」
宮「やりましたねえーー(笑)」
豊「全く足が動かないでさあー。守ってて嫌じゃなかった?オレんとこ飛んでくるとオレもやりそうだっていう・・・」
宮「シーズン中もそうだけど、ひとつエラーした後はすごい大事じゃないですか。連鎖反応というか、出やすくなるんで。やっぱりよけい緊張感は高まりましたよね。」
豊「福岡ドームって、守り易いグラウンドだよね」
宮「はい」
豊「でも、この札幌の人工芝って、非常に嫌じゃない?」
宮「嫌ですね、ちょと跳ねますよね」
豊「ちょとスタート間違うとエラーしちゃうとかね」
宮「はい」
豊「あの二つのエラーがどう響いてくるのかな?とものすごく不安だったし。・・・二岡もすごくサードに対して神経質になってて・・・(笑)なんか言ってた?」
宮「“やばいですよやばいですよ!!”って言ってましたね。
僕が二岡に言ったのは、
『気付けなあかんのは、1,2塁の時のバント処理だけ!しっかり声かける、任すなら任す、行くんなら行く!それだけで、後はお前ならできるから大丈夫!』
と・・」
豊「練習の時もさあ、最後の試合なんか、簡単な球ばっかり二岡にやってさ、『お、いいじゃな~い、出来てる出来てる!』なんて・・・(笑)もう言うしかなかったもんね(笑)」
宮「ははははは!」
豊「壮行試合、負けたよね。・・・ガーチガチだったじゃない、みんな!」
宮「やっぱ、国家斉唱ですよ。・・・国家斉唱で、日の丸を背負って日本の代表っていうのをあすこで改めて実感したんじゃないですかね」
豊「松井カズオが先頭打者であーんな手が動かないエラーしたの初めて見たもん!」
宮「さっきカズオと食事したって言ったの、その試合の後なんですよ。『やっと事の重大さに気付いた』って正直に言ってましたけど。
あいつが言うには、『いつも着てるユニフォームは相手が着てて、こっちは日本代表ユニで、で、国家斉唱聞いた時に、足が地に着いてないのが自分で分かった』と。」
豊「そのあとガッツがさあーー(笑)」
宮「やりましたねえーー(笑)」
豊「全く足が動かないでさあー。守ってて嫌じゃなかった?オレんとこ飛んでくるとオレもやりそうだっていう・・・」
宮「シーズン中もそうだけど、ひとつエラーした後はすごい大事じゃないですか。連鎖反応というか、出やすくなるんで。やっぱりよけい緊張感は高まりましたよね。」
豊「福岡ドームって、守り易いグラウンドだよね」
宮「はい」
豊「でも、この札幌の人工芝って、非常に嫌じゃない?」
宮「嫌ですね、ちょと跳ねますよね」
豊「ちょとスタート間違うとエラーしちゃうとかね」
宮「はい」
豊「あの二つのエラーがどう響いてくるのかな?とものすごく不安だったし。・・・二岡もすごくサードに対して神経質になってて・・・(笑)なんか言ってた?」
宮「“やばいですよやばいですよ!!”って言ってましたね。
僕が二岡に言ったのは、
『気付けなあかんのは、1,2塁の時のバント処理だけ!しっかり声かける、任すなら任す、行くんなら行く!それだけで、後はお前ならできるから大丈夫!』
と・・」
豊「練習の時もさあ、最後の試合なんか、簡単な球ばっかり二岡にやってさ、『お、いいじゃな~い、出来てる出来てる!』なんて・・・(笑)もう言うしかなかったもんね(笑)」
宮「ははははは!」
15: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)02:32:43 ID:mdW
【札幌で初めての選手ミーティング】
豊「で、札幌の三日間の練習が終わっての夜。選手だけで、やっとミーティングしてくれたよね?」
宮「はい。いやまあ、あそこだとは思いましたよね」
豊「どんなこと言ったの?」
宮「まず、プロに入って国際大会経験してる選手ーーー松坂大輔、ヨシノブに、『国際大会とは』ていうのを話してもらいました。
・・やっぱり、いつもやってる雰囲気ではない、と。
背負ってるものが違うし、責任もあると。
で、『絶対』が無い、と。
いくら格下でも一発勝負やから、負けることがある、と。
それでみんなが、どんなもんかということはおおよそ想像できたと思うんですよ。
で、僕が言ったのは、
よくスポーツ界である、『一生懸命やって、全力を尽くしたんだから負けてもしょうがない』というのは、この三試合では必要ない、と。
あのー、過程というのはほんと大事ですよ、大事ですけど、もう「過程」はいらない、と。
とにかく勝つことに集中して、三連勝しかない、と。そういう話をしたんですよ。」
豊「で、札幌の三日間の練習が終わっての夜。選手だけで、やっとミーティングしてくれたよね?」
宮「はい。いやまあ、あそこだとは思いましたよね」
豊「どんなこと言ったの?」
宮「まず、プロに入って国際大会経験してる選手ーーー松坂大輔、ヨシノブに、『国際大会とは』ていうのを話してもらいました。
・・やっぱり、いつもやってる雰囲気ではない、と。
背負ってるものが違うし、責任もあると。
で、『絶対』が無い、と。
いくら格下でも一発勝負やから、負けることがある、と。
それでみんなが、どんなもんかということはおおよそ想像できたと思うんですよ。
で、僕が言ったのは、
よくスポーツ界である、『一生懸命やって、全力を尽くしたんだから負けてもしょうがない』というのは、この三試合では必要ない、と。
あのー、過程というのはほんと大事ですよ、大事ですけど、もう「過程」はいらない、と。
とにかく勝つことに集中して、三連勝しかない、と。そういう話をしたんですよ。」
16: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)02:33:38 ID:mdW
【初めての出会い】
(羊が丘でジンギスカン突つきながら)
豊「(俺らの)最初の出会いってさあー、印象ある?」
宮「僕、大学の時に、横浜の野村さんているじゃないですか、大阪来た時に遊びに行ったんですよ。
その時、豊さんが部屋に入ってきて。Tシャツとパンツで。
・・豊さん覚えてないかも知れませんけど、僕は『おおーーっ!!高木豊やーーっ!!ちっちぇえけど腕太いなあーー!』って思ったのが第一印象」
豊「僕あんまり印象無いんだよなーー。悪いけど・・・。片岡はすごく印象あるんだけど(片岡さんとは高校大学の先輩)。
宮本はなかったなあー。片岡に『豊さん、ちょっと見てやってくださいよ』とか言われてて・・・それで宮本がヤクルトにおるんやなと意識して見るようになって・・・打つのは非力だなと。
でも、プレーヤーとしては好きやったな、すごく。・・・小さい時から野球やってるわけでしょ、憧れの選手なんかいた?」
宮「憧れの選手は・・・僕はたぶん小学校低学年の時に原さんが・・」
豊「原辰徳?」
宮「鳴り物入りでジャイアンツ入って、僕、ジャイアンツファンだったんで。オヤジの影響で。オヤジが長嶋さんの大ファンで。原さんが入ってきたっていうのはやっぱり・・・」
豊「で、どういう印象だったのよ?カッコ良かったの?」
宮「カッコよかったですよ!!爽やかじゃないですかやっぱり!」
豊「俺と同級生だって知ってた?」
宮「・・・・・。同級生は知らなかったです」
豊「同級生だよ!」
宮「爽やかさでは完璧ボロ負けですよね!」
豊「わはははは!!(怒)」
宮「あはははは!!」
(羊が丘でジンギスカン突つきながら)
豊「(俺らの)最初の出会いってさあー、印象ある?」
宮「僕、大学の時に、横浜の野村さんているじゃないですか、大阪来た時に遊びに行ったんですよ。
その時、豊さんが部屋に入ってきて。Tシャツとパンツで。
・・豊さん覚えてないかも知れませんけど、僕は『おおーーっ!!高木豊やーーっ!!ちっちぇえけど腕太いなあーー!』って思ったのが第一印象」
豊「僕あんまり印象無いんだよなーー。悪いけど・・・。片岡はすごく印象あるんだけど(片岡さんとは高校大学の先輩)。
宮本はなかったなあー。片岡に『豊さん、ちょっと見てやってくださいよ』とか言われてて・・・それで宮本がヤクルトにおるんやなと意識して見るようになって・・・打つのは非力だなと。
でも、プレーヤーとしては好きやったな、すごく。・・・小さい時から野球やってるわけでしょ、憧れの選手なんかいた?」
宮「憧れの選手は・・・僕はたぶん小学校低学年の時に原さんが・・」
豊「原辰徳?」
宮「鳴り物入りでジャイアンツ入って、僕、ジャイアンツファンだったんで。オヤジの影響で。オヤジが長嶋さんの大ファンで。原さんが入ってきたっていうのはやっぱり・・・」
豊「で、どういう印象だったのよ?カッコ良かったの?」
宮「カッコよかったですよ!!爽やかじゃないですかやっぱり!」
豊「俺と同級生だって知ってた?」
宮「・・・・・。同級生は知らなかったです」
豊「同級生だよ!」
宮「爽やかさでは完璧ボロ負けですよね!」
豊「わはははは!!(怒)」
宮「あはははは!!」
17: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)02:34:43 ID:mdW
≪アテネへの出場権を賭けた激闘~国際大会の怖さ≫
【ライバル韓国、初戦でサヨナラ負け】
豊「・・・韓国vs台湾戦をみんなで裏で見ることになったよね。…『こりゃ韓国の楽勝だな』って、みんな言ってたよねえー」
宮本「『できるだけ韓国勝て!』と思って見てましたね、僕ら選手は。全勝(は絶対条件だ)って言ってても、とりあえず出場権の方が大事だと思ってたから・・」
豊「そんなこと考えてた?(笑)」
宮「考えてましたよー、2連勝でって」
豊「でもね、(長嶋)監督は『3連勝絶対する!』って言ってたから。」
宮「やっぱり出場権ですよ。韓国が2連勝すれば(台湾が負けて)もう(日本、韓国両方とも)決まりじゃないですか。
・・で、韓国が強いと思ったでしょ?いや、実際強かったと思いますけど。」
豊「それがひっくり返されて結局サヨナラ負けしたじゃない。あの時どう思ったの?」
宮「(韓国が)9回表に1点取って確か、4対2になったんですよ。野球の流れからしたらもう勝負キマリですよね。・・・でも(台湾が)追いつきましたよね。
・・・あの時に、『流れもヘッタクレもないな』と思いましたね」
豊「ピッチャー交替したじゃない?それから2つのフォアボール。『ああ、こりゃ采配(ミス)だ』と俺は思ったよ・・・あれを見てまた緊張感増したでしょ?」
宮「増しましたね」
豊「増したでしょ。だって、中国戦入って練習したら、みんな声が出ないんだもん!『あれ?どーしたんや』と思ったもん、大丈夫かなって。」
宮「僕も必死でしたよ。意識的に声出そうと思ってましたけど、そんなに出てなかったと思いますよ」
【ライバル韓国、初戦でサヨナラ負け】
豊「・・・韓国vs台湾戦をみんなで裏で見ることになったよね。…『こりゃ韓国の楽勝だな』って、みんな言ってたよねえー」
宮本「『できるだけ韓国勝て!』と思って見てましたね、僕ら選手は。全勝(は絶対条件だ)って言ってても、とりあえず出場権の方が大事だと思ってたから・・」
豊「そんなこと考えてた?(笑)」
宮「考えてましたよー、2連勝でって」
豊「でもね、(長嶋)監督は『3連勝絶対する!』って言ってたから。」
宮「やっぱり出場権ですよ。韓国が2連勝すれば(台湾が負けて)もう(日本、韓国両方とも)決まりじゃないですか。
・・で、韓国が強いと思ったでしょ?いや、実際強かったと思いますけど。」
豊「それがひっくり返されて結局サヨナラ負けしたじゃない。あの時どう思ったの?」
宮「(韓国が)9回表に1点取って確か、4対2になったんですよ。野球の流れからしたらもう勝負キマリですよね。・・・でも(台湾が)追いつきましたよね。
・・・あの時に、『流れもヘッタクレもないな』と思いましたね」
豊「ピッチャー交替したじゃない?それから2つのフォアボール。『ああ、こりゃ采配(ミス)だ』と俺は思ったよ・・・あれを見てまた緊張感増したでしょ?」
宮「増しましたね」
豊「増したでしょ。だって、中国戦入って練習したら、みんな声が出ないんだもん!『あれ?どーしたんや』と思ったもん、大丈夫かなって。」
宮「僕も必死でしたよ。意識的に声出そうと思ってましたけど、そんなに出てなかったと思いますよ」
18: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)02:35:58 ID:mdW
【アテネへの第1歩~中国戦】
豊「(中国戦の一塁側ベンチで)みんなで『頑張ろう頑張ろう』って、1人1人握手していった時・・・笑顔が無いんだよね、全く無い!」
宮「(苦笑しつつ)そんな、無いですよ」
豊「その握る手の、力の無さ!!」
宮「ははははは!!(爆笑)」
豊「どーしたんや!?と思ったよ。やっぱ、怖いよね」
宮「怖かったすね。…野球やってて、日本シリーズも経験しましたし甲子園とかいろんな大舞台踏まして頂きましたけども、やっぱりどっかに『楽しい』部分ってあるじゃないですか。
ペナントレースでも大事な試合っていう時に緊張感はあっても、どっか楽しい。やっぱり好きで始めた野球ですから。」
豊「高校野球だと一発勝負だけど、ここで負けても、ま、大学があり社会人がありプロがある、ということではね、先があるよね。
・・・(オリンピック予選は負けたら)先、無いもんね。」
宮「無いですよ。次の年プロ野球でプレイできるか言うたら分かんないですよ」
豊「ほんとに・・・烙印押されるかも分かんないしね。うーん。
・・・で、握手したあとに選手の呼び出しがあったよね、ライン上に並ぶ。・・・どうだった?」
宮「(顔をしかめて)ほんと、嫌でしたねー。いつもはいい緊張感で鳥肌立つんですけど、もう違いましたもんね。
フワフワしてるというか・・・『ああ、今日から3試合始まるぅ~~』『負けられへん~~』『ミスできない~』・・・いろんなこと巡ってましたね、頭ん中。」
豊「だからね、俺らは送り出していくんだけど、逞しさを全く感じないんだよね」
宮「ははははは!!」
豊「『大丈夫かいなーー!?』・・・っていうのが、最初に送り出した印象だったの。
・・・で、ゲームが始まった。松井カズオがデッドボールで出た。慎也が打席に立つ。・・・でもサインが出ない。・・・ノーサイン。」
宮「僕、『早よ出せ!』っていう顔してましたよね(笑)」
豊「『打ってええんか!?』みたいな。で、一球見逃して、またサインが出ない」
宮「もう、はっきり覚えてます。格下と言われる中国戦でも、格下も何もないと思ったんで・・・まずは先制点欲しい、ていうのが頭にあったんですよ。
・・・やっぱ1対0って、(たった1点リードでも)どっか落ち着く部分があるじゃないですか。
で、(カズオが死球で出たんで)たぶんバントだろうなって思ってたら、サインが出ないから、『出ないよ~(><)!!』と(笑)。」
豊「でもさ、あの時仮にバントのサインが出てたら、成功する自信あった?」
宮「いや、それは分かんないです」
豊「まだ、打ったほうが・・・(まし?)」
宮「形になりそうな気はしましたねぇ」
豊「今だから話せるけど、もし慎也がバント失敗したら、よけい堅くなるなーと思ってたの」
宮「あははぁ、そうですよねー(笑)」
豊「監督の中では『格下』ということもあったしね、だから(ノーサインの意味は)、『思い切って潰しに行けっ!!』っていう、そういうサインだったんだと思う。
(慎也は)見事に応えたよね(=ヒットで出塁)。繋いだよね。・・・だけど、点が入らなかった。ずーっと調子が悪いガッツがやっぱり打てなくて、で、城島がゲッツーと。」
宮「はい」
豊「まあでも、あの攻撃を見る限りでは、あ、これは遅かれ早かれ点は取るだろーなと俺は思ったよ」
宮「僕はもう、『(がっくりして)は~ぁ、ノーアウト1、2塁にならなかったよ~(T T)』って思いましたよ」
豊「ガッツに『お前、バントじゃないのか!?』とかずーっと思ってたでしょ?」
宮「はい」
豊「やっぱりね・・・思うわな」
宮「はい」
豊「(中国戦の一塁側ベンチで)みんなで『頑張ろう頑張ろう』って、1人1人握手していった時・・・笑顔が無いんだよね、全く無い!」
宮「(苦笑しつつ)そんな、無いですよ」
豊「その握る手の、力の無さ!!」
宮「ははははは!!(爆笑)」
豊「どーしたんや!?と思ったよ。やっぱ、怖いよね」
宮「怖かったすね。…野球やってて、日本シリーズも経験しましたし甲子園とかいろんな大舞台踏まして頂きましたけども、やっぱりどっかに『楽しい』部分ってあるじゃないですか。
ペナントレースでも大事な試合っていう時に緊張感はあっても、どっか楽しい。やっぱり好きで始めた野球ですから。」
豊「高校野球だと一発勝負だけど、ここで負けても、ま、大学があり社会人がありプロがある、ということではね、先があるよね。
・・・(オリンピック予選は負けたら)先、無いもんね。」
宮「無いですよ。次の年プロ野球でプレイできるか言うたら分かんないですよ」
豊「ほんとに・・・烙印押されるかも分かんないしね。うーん。
・・・で、握手したあとに選手の呼び出しがあったよね、ライン上に並ぶ。・・・どうだった?」
宮「(顔をしかめて)ほんと、嫌でしたねー。いつもはいい緊張感で鳥肌立つんですけど、もう違いましたもんね。
フワフワしてるというか・・・『ああ、今日から3試合始まるぅ~~』『負けられへん~~』『ミスできない~』・・・いろんなこと巡ってましたね、頭ん中。」
豊「だからね、俺らは送り出していくんだけど、逞しさを全く感じないんだよね」
宮「ははははは!!」
豊「『大丈夫かいなーー!?』・・・っていうのが、最初に送り出した印象だったの。
・・・で、ゲームが始まった。松井カズオがデッドボールで出た。慎也が打席に立つ。・・・でもサインが出ない。・・・ノーサイン。」
宮「僕、『早よ出せ!』っていう顔してましたよね(笑)」
豊「『打ってええんか!?』みたいな。で、一球見逃して、またサインが出ない」
宮「もう、はっきり覚えてます。格下と言われる中国戦でも、格下も何もないと思ったんで・・・まずは先制点欲しい、ていうのが頭にあったんですよ。
・・・やっぱ1対0って、(たった1点リードでも)どっか落ち着く部分があるじゃないですか。
で、(カズオが死球で出たんで)たぶんバントだろうなって思ってたら、サインが出ないから、『出ないよ~(><)!!』と(笑)。」
豊「でもさ、あの時仮にバントのサインが出てたら、成功する自信あった?」
宮「いや、それは分かんないです」
豊「まだ、打ったほうが・・・(まし?)」
宮「形になりそうな気はしましたねぇ」
豊「今だから話せるけど、もし慎也がバント失敗したら、よけい堅くなるなーと思ってたの」
宮「あははぁ、そうですよねー(笑)」
豊「監督の中では『格下』ということもあったしね、だから(ノーサインの意味は)、『思い切って潰しに行けっ!!』っていう、そういうサインだったんだと思う。
(慎也は)見事に応えたよね(=ヒットで出塁)。繋いだよね。・・・だけど、点が入らなかった。ずーっと調子が悪いガッツがやっぱり打てなくて、で、城島がゲッツーと。」
宮「はい」
豊「まあでも、あの攻撃を見る限りでは、あ、これは遅かれ早かれ点は取るだろーなと俺は思ったよ」
宮「僕はもう、『(がっくりして)は~ぁ、ノーアウト1、2塁にならなかったよ~(T T)』って思いましたよ」
豊「ガッツに『お前、バントじゃないのか!?』とかずーっと思ってたでしょ?」
宮「はい」
豊「やっぱりね・・・思うわな」
宮「はい」
19: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)02:37:50 ID:mdW
【負けられない重圧~チームを変えたヘッドスライディング】
豊「・・・(慎也が)セーフティバントやったよね。その前に、『やっぱりこういう試合はセーフティやって盛り上げなきゃいけない』っていう意識もあった?」
宮「・・とにかくチャンスがあれば塁に出るのが仕事やから、ずっと狙ってはいたんですよね」
豊「サードコーチャーから見てるとね、(慎也が)こっちを見るんだよね。『あ、こーれは絶対(セーフティ)やるな!』と思った。」
宮「はははは。僕あんまりサード側のセーフティって好きじゃないんですけども、確認して(サードが)前に出てきたらやめよと思ってたんです。
そしたら(相手が)こっちを見てないから、ちょっと(球が)強くても成功するな、と。・・それが思いのほか打球が強く出たんで、・・もう走ってヘッドスライディングした時は意識的じゃないですよ。『あっまずいこりゃアウトになる!!』と思ってポッと自然に出ましたね、あれは。」
豊「でもね、それまでの、ヘッドスライディングが出るまでの野球は、普段着じゃなかったよね。
何かこう、一生懸命やることがまだ照れくさい。もっとスマートにやりたいっていうのが、みんなの意識の中にはあったのよ。
それがあのヘッド~でドロドロになったおかげで、『あっ、こういう野球じゃないとダメなんだ』っていうのをね、みんな感じ取ったと思うよ。」
宮「うーん・・・」
豊「サードコーチャーから一塁ベンチを見ててね、『先頭バッターがバントやった!塁に出たっ!!』って、みんな立ち上がったもん、あの瞬間。
それまでヒットあっても全く立たなかったけど、あの瞬間だけパッと立ち上がったの。
・・・だから、これでみんなやってくれるんじゃないかなっていう予感めいたものはあった。ものすごい、いいヘッドスライディングだったよ。」
宮「・・・・(照れる宮本さん)」
豊「いや、ほんとにほんとに。・・・だから、1つのプレーがチームの雰囲気を変える時ってあるのよ。
今までプレッシャーばっかり感じてて、重ーい雰囲気でやってたものが、『あ、もっと一生懸命身体を動かせばいいんだ』って意識に変わったんだと思うよ。」
宮「僕はいつどんな試合でもそうなんですけど、さあ試合が始まるっていう、緊張感がぐっと高まった時に、『もう腹据えてやるしかない』って思うんですよ。
それがたぶんモロに出た。・・ただ、一生懸命だけじゃなくて、考えながら、どっかで冷静な自分を保つように保つように、とは思いつつ・・・でももうとにかく必死。
その必死さが出たんだと思いますけども。」
豊「それから点が面白い様に入ってきたよね。俺は中国戦でのハイライトは、あのヘッド~だったと思うよ。あれでみんなの目が醒めた。」
宮「じゃ、良かったんですね^^」
豊「さすがキャプテンやなと思ったよ。お世辞抜きで。」
宮「んー、まあキャプテンじゃなくてもやってたとは思いますけど、でもそれでみんなに伝わったんなら、それはそれでよかったと思いますねぇ。」
豊「伝わったと思う。」
豊「・・・(慎也が)セーフティバントやったよね。その前に、『やっぱりこういう試合はセーフティやって盛り上げなきゃいけない』っていう意識もあった?」
宮「・・とにかくチャンスがあれば塁に出るのが仕事やから、ずっと狙ってはいたんですよね」
豊「サードコーチャーから見てるとね、(慎也が)こっちを見るんだよね。『あ、こーれは絶対(セーフティ)やるな!』と思った。」
宮「はははは。僕あんまりサード側のセーフティって好きじゃないんですけども、確認して(サードが)前に出てきたらやめよと思ってたんです。
そしたら(相手が)こっちを見てないから、ちょっと(球が)強くても成功するな、と。・・それが思いのほか打球が強く出たんで、・・もう走ってヘッドスライディングした時は意識的じゃないですよ。『あっまずいこりゃアウトになる!!』と思ってポッと自然に出ましたね、あれは。」
豊「でもね、それまでの、ヘッドスライディングが出るまでの野球は、普段着じゃなかったよね。
何かこう、一生懸命やることがまだ照れくさい。もっとスマートにやりたいっていうのが、みんなの意識の中にはあったのよ。
それがあのヘッド~でドロドロになったおかげで、『あっ、こういう野球じゃないとダメなんだ』っていうのをね、みんな感じ取ったと思うよ。」
宮「うーん・・・」
豊「サードコーチャーから一塁ベンチを見ててね、『先頭バッターがバントやった!塁に出たっ!!』って、みんな立ち上がったもん、あの瞬間。
それまでヒットあっても全く立たなかったけど、あの瞬間だけパッと立ち上がったの。
・・・だから、これでみんなやってくれるんじゃないかなっていう予感めいたものはあった。ものすごい、いいヘッドスライディングだったよ。」
宮「・・・・(照れる宮本さん)」
豊「いや、ほんとにほんとに。・・・だから、1つのプレーがチームの雰囲気を変える時ってあるのよ。
今までプレッシャーばっかり感じてて、重ーい雰囲気でやってたものが、『あ、もっと一生懸命身体を動かせばいいんだ』って意識に変わったんだと思うよ。」
宮「僕はいつどんな試合でもそうなんですけど、さあ試合が始まるっていう、緊張感がぐっと高まった時に、『もう腹据えてやるしかない』って思うんですよ。
それがたぶんモロに出た。・・ただ、一生懸命だけじゃなくて、考えながら、どっかで冷静な自分を保つように保つように、とは思いつつ・・・でももうとにかく必死。
その必死さが出たんだと思いますけども。」
豊「それから点が面白い様に入ってきたよね。俺は中国戦でのハイライトは、あのヘッド~だったと思うよ。あれでみんなの目が醒めた。」
宮「じゃ、良かったんですね^^」
豊「さすがキャプテンやなと思ったよ。お世辞抜きで。」
宮「んー、まあキャプテンじゃなくてもやってたとは思いますけど、でもそれでみんなに伝わったんなら、それはそれでよかったと思いますねぇ。」
豊「伝わったと思う。」
20: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)02:38:07 ID:mdW
豊「・・・で、まあ1つは勝ったよね。どうだった?宿舎に帰ってきて。シーズンの疲れと比べて?」
宮「いやもう・・・全然違います。頭の中は・・・もう、今日勝った事なんか全然なかったですね。
『明日、台湾戦。誰が投げてくるんだろう?』・・・韓国戦でワンが行きましたよね。
で、次誰が投げるか分かんなかったじゃないですか。僕、そっちばっかりですね。だから疲れはあるしー・・・」
豊「逆に疲れた時って寝つけないんだよね。疲れすぎて。」
宮「全っ然眠れなかったですよ~(苦笑)」
豊「よく睡眠薬飲んでたよねー(笑)。」
宮「はははは♭。いや、福岡の時からあんまり眠れなかったんですよ。札幌入ってからずーっと飲んでました。」
豊「タバコやめてたのに吸いだしたしね~(笑)」
宮「はい。・・・ほんとですよ、1年くらいやめてたのに!(笑)」
豊「やっぱり、たばこ欲しくなった?」
宮「・・・とにかく、部屋で1人でいるのがイヤなんですよ・・・。」
豊「誰と一緒にいたの?」
宮「ヨシノブはよう部屋へ来てました。あと、井端とかも来てましたね。」
豊「そゆ時、どんな話したの?」
宮「いや、だからもう、試合のことばっかりですよ。『どうやろ、勝てるかな?勝てるかなー?』・・・もうそういう話ばっかりですよ。」
豊「まあその2人は国際経験、豊かだよね。だから怖さも知ってるし・・・。何かアドバイス的なことももらった?」
宮「ミーティングのタイミングとかは、僕はヨシノブに相談してましたね。
・・・今回一緒の場所で野球やってみて、あれだけ責任感があって、一生懸命できる選手・・・だとは思ってなかった。あそこまで。」
豊「俺もそう思った。」
宮「どっちかゆーたらジャイアンツではやっぱり・・・」
豊「スマートさがあって・・・」
宮「他に凄い選手がいて、どっちかゆうたら『いや、ボクはいいですよ』『ボクはいいですよ』という風に見えてたんですよ。
それが、あれだけ責任感が強くて、なお且つしっかりしてるといいますかね・・・」
豊「いやもぅあの、打つ打たないというよりもね、あの走る姿に感動したよ」
宮「そうですねー」
豊「あの必死さ!」
宮「前の国際大会を経験してるっていうのも大きいでしょうし。ジャイアンツがあれだけ凄いメンバーの中でそういう風に見えてましたけど・・・やっぱり違いますね」
豊「いやぁ、ハートがあるよアイツは・・・。」
宮「いやもう・・・全然違います。頭の中は・・・もう、今日勝った事なんか全然なかったですね。
『明日、台湾戦。誰が投げてくるんだろう?』・・・韓国戦でワンが行きましたよね。
で、次誰が投げるか分かんなかったじゃないですか。僕、そっちばっかりですね。だから疲れはあるしー・・・」
豊「逆に疲れた時って寝つけないんだよね。疲れすぎて。」
宮「全っ然眠れなかったですよ~(苦笑)」
豊「よく睡眠薬飲んでたよねー(笑)。」
宮「はははは♭。いや、福岡の時からあんまり眠れなかったんですよ。札幌入ってからずーっと飲んでました。」
豊「タバコやめてたのに吸いだしたしね~(笑)」
宮「はい。・・・ほんとですよ、1年くらいやめてたのに!(笑)」
豊「やっぱり、たばこ欲しくなった?」
宮「・・・とにかく、部屋で1人でいるのがイヤなんですよ・・・。」
豊「誰と一緒にいたの?」
宮「ヨシノブはよう部屋へ来てました。あと、井端とかも来てましたね。」
豊「そゆ時、どんな話したの?」
宮「いや、だからもう、試合のことばっかりですよ。『どうやろ、勝てるかな?勝てるかなー?』・・・もうそういう話ばっかりですよ。」
豊「まあその2人は国際経験、豊かだよね。だから怖さも知ってるし・・・。何かアドバイス的なことももらった?」
宮「ミーティングのタイミングとかは、僕はヨシノブに相談してましたね。
・・・今回一緒の場所で野球やってみて、あれだけ責任感があって、一生懸命できる選手・・・だとは思ってなかった。あそこまで。」
豊「俺もそう思った。」
宮「どっちかゆーたらジャイアンツではやっぱり・・・」
豊「スマートさがあって・・・」
宮「他に凄い選手がいて、どっちかゆうたら『いや、ボクはいいですよ』『ボクはいいですよ』という風に見えてたんですよ。
それが、あれだけ責任感が強くて、なお且つしっかりしてるといいますかね・・・」
豊「いやもぅあの、打つ打たないというよりもね、あの走る姿に感動したよ」
宮「そうですねー」
豊「あの必死さ!」
宮「前の国際大会を経験してるっていうのも大きいでしょうし。ジャイアンツがあれだけ凄いメンバーの中でそういう風に見えてましたけど・・・やっぱり違いますね」
豊「いやぁ、ハートがあるよアイツは・・・。」
21: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)02:39:13 ID:mdW
【ショートからセカンドへのコンバート~セカンド・宮本慎也】
豊「慣れないポジション守ったよね・・・どうだった?あの時、ショートを4人選んでるじゃない。で、セカンドの本職いないし。」
宮「不安だらけですねぇ。やっぱり、ずっとやってる人にはかなわないですしー。
・・・結局終わってから思ったんですけど、『3試合でよかったな』と。
あれが10試合とかになってくると、ボロも出てきたでしょうし・・・。」
豊「そのセカンドやる時に、何を一番心がけてた?」
宮「・・・とにかく、ショートやってる時と同じで、『打ち取った打球をまずひとつ絶対アウトに取る』、もうそれは基本で。
あとはその『ベースカバー』ですよね。ファースト&ショートとのコミュニケーション。というかそのベースカバー。声掛け合ったりとか。」
豊「・・・それだけでしょ?」
宮「・・・はい」
豊「だから(セカンドに)移したの、慎也を。」
宮「はあ。」
豊「他のねぇ、球さばきに不安のある人っていうのは、(コンバートすると)絶対一気にいろんなことを入れようとするから。
慎也は(打球を)取ることに対しての余裕があるから、そういうことはしないだろうから。・・・だからもう、(こちらの)狙い通りだもん(笑)」
宮「でもまぁ、僕もあのメンバー見た時に、僕が試合に出るんだったらセカンドだなぁとは思ってましたね」
豊「でしょ?(笑)・・でもそれまで経験ないんでしょ?セカンドは」
宮「プロ一年目の時に守備固めで出てたくらいですねー」
豊「負担になった?」
宮「んー。ま、不安はありましたけど、負担にはなってないと思いますねぇ。」
豊「慣れないポジション守ったよね・・・どうだった?あの時、ショートを4人選んでるじゃない。で、セカンドの本職いないし。」
宮「不安だらけですねぇ。やっぱり、ずっとやってる人にはかなわないですしー。
・・・結局終わってから思ったんですけど、『3試合でよかったな』と。
あれが10試合とかになってくると、ボロも出てきたでしょうし・・・。」
豊「そのセカンドやる時に、何を一番心がけてた?」
宮「・・・とにかく、ショートやってる時と同じで、『打ち取った打球をまずひとつ絶対アウトに取る』、もうそれは基本で。
あとはその『ベースカバー』ですよね。ファースト&ショートとのコミュニケーション。というかそのベースカバー。声掛け合ったりとか。」
豊「・・・それだけでしょ?」
宮「・・・はい」
豊「だから(セカンドに)移したの、慎也を。」
宮「はあ。」
豊「他のねぇ、球さばきに不安のある人っていうのは、(コンバートすると)絶対一気にいろんなことを入れようとするから。
慎也は(打球を)取ることに対しての余裕があるから、そういうことはしないだろうから。・・・だからもう、(こちらの)狙い通りだもん(笑)」
宮「でもまぁ、僕もあのメンバー見た時に、僕が試合に出るんだったらセカンドだなぁとは思ってましたね」
豊「でしょ?(笑)・・でもそれまで経験ないんでしょ?セカンドは」
宮「プロ一年目の時に守備固めで出てたくらいですねー」
豊「負担になった?」
宮「んー。ま、不安はありましたけど、負担にはなってないと思いますねぇ。」
22: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)02:41:29 ID:mdW
【台湾戦~苦悩の小笠原道大】
豊「・・・で、台湾戦。不調のガッツが(打順)8番に落ちたでしょ。選手はどう思った?」
宮「あん時僕、声掛けようかどうしようか、すーごい迷ったんですよ、ガッツに。で、結局声は掛けなかったんですけど。
・・・頭のいい選手だし、表には出さないですけどグッと自分の中で責任感持ってる選手だと僕は思ってたんで、ここで声掛けたら、よけいプレッシャーになると思ってたんですよ。
だから敢えて声掛けなかったんです。」
豊「いや、あのねー。中国戦終わってすぐ、長嶋監督が『明日、打順変えるぞ』って言ったの。
で、ガッツを8番にした。・・・(内心)『えーーーっ!?2年連続首位打者だぞ!?』って(苦笑)」
宮「はははは・・(苦笑)」
豊「いや、それだったら外してやった方がいいんじゃないかと思って。
・・・井端が中国戦で打ったからね、(監督に)『井端だったらファーストもできるし、大丈夫じゃないですか?』と(進言したんだけど)・・・」
(首を横に振るしぐさする豊さん)
豊「・・・監督は『外さない』って。んでその夜、中畑さんとガッツと3人でビデオ見てたの。
中畑さんがテレビ局に頼んでね、(ガッツが)打ってるとこばっかりのシーンを。
・・・もう技術的なことを言うのもアレだし・・・『ガッツお前もう、思いっきり行けよ!』と。
・・・でも、ガッツが人一倍プレッシャーかかってたよね、いろんな意味でね」
宮「はい、そうですね」
豊「札幌を本拠地にするし、ここで活躍したい、というのもあっただろうしねぇ。
・・・で、ガッツに言いに行きましたよやっぱり。」
(思い出してハーッとタメイキをつく豊さん。)
豊「・・・『ガッツ、8番・・・だけど、頑張れよ!』と。・・・したら、ガッツは何つったと思う?」
宮「?」(首を振る宮本さん)
豊「『いや、僕は3番を打ちに来たんじゃない、勝ちに来たんだ』と。だから、
『ほんと調子は悪い。調子悪いけど、だけど凡打は、チームに貢献できるような凡打を打ちますよ!』
って言ってくれたんだ。・・・『あっ、この男は、いい男だなー!!』と思ったよその時。」
宮「・・・。そういうのは(ガッツから)感じ取れますね」
豊「うーん・・・。」(感心しきりの豊さんです)
豊「・・・で、台湾戦。不調のガッツが(打順)8番に落ちたでしょ。選手はどう思った?」
宮「あん時僕、声掛けようかどうしようか、すーごい迷ったんですよ、ガッツに。で、結局声は掛けなかったんですけど。
・・・頭のいい選手だし、表には出さないですけどグッと自分の中で責任感持ってる選手だと僕は思ってたんで、ここで声掛けたら、よけいプレッシャーになると思ってたんですよ。
だから敢えて声掛けなかったんです。」
豊「いや、あのねー。中国戦終わってすぐ、長嶋監督が『明日、打順変えるぞ』って言ったの。
で、ガッツを8番にした。・・・(内心)『えーーーっ!?2年連続首位打者だぞ!?』って(苦笑)」
宮「はははは・・(苦笑)」
豊「いや、それだったら外してやった方がいいんじゃないかと思って。
・・・井端が中国戦で打ったからね、(監督に)『井端だったらファーストもできるし、大丈夫じゃないですか?』と(進言したんだけど)・・・」
(首を横に振るしぐさする豊さん)
豊「・・・監督は『外さない』って。んでその夜、中畑さんとガッツと3人でビデオ見てたの。
中畑さんがテレビ局に頼んでね、(ガッツが)打ってるとこばっかりのシーンを。
・・・もう技術的なことを言うのもアレだし・・・『ガッツお前もう、思いっきり行けよ!』と。
・・・でも、ガッツが人一倍プレッシャーかかってたよね、いろんな意味でね」
宮「はい、そうですね」
豊「札幌を本拠地にするし、ここで活躍したい、というのもあっただろうしねぇ。
・・・で、ガッツに言いに行きましたよやっぱり。」
(思い出してハーッとタメイキをつく豊さん。)
豊「・・・『ガッツ、8番・・・だけど、頑張れよ!』と。・・・したら、ガッツは何つったと思う?」
宮「?」(首を振る宮本さん)
豊「『いや、僕は3番を打ちに来たんじゃない、勝ちに来たんだ』と。だから、
『ほんと調子は悪い。調子悪いけど、だけど凡打は、チームに貢献できるような凡打を打ちますよ!』
って言ってくれたんだ。・・・『あっ、この男は、いい男だなー!!』と思ったよその時。」
宮「・・・。そういうのは(ガッツから)感じ取れますね」
豊「うーん・・・。」(感心しきりの豊さんです)
23: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)02:42:12 ID:mdW
【台湾戦開始~怪物・松坂大輔~】
豊「・・・で、ゲームがスタートしたよね。松坂の調子は、後ろから見ててどうだった?」
宮本「僕、大輔は生で見ることがほとんどなかったんで・・・。ま、思ったよりコントロールはいいんだな、という印象はありましたね」
豊「でも、シュート回転してるなーっていうのは・・」
宮「ありましたありました」
豊「怖いなーと思わなかった?」
宮「んーーーー。そこまでは思わなかったですけど・・。
見る角度がセカンドからだといつもと違うんで。
ただ、『大輔でやられるわけにはいかん!!』っていう気持ちは強かったですねー。」
豊「なるほどね・・・。でも、最初、先制機は向こうが迎えるんだよね!」
宮「あれ、でも、よう取りましたよねぇ・・・(しみじみ)」
豊「・・・で、ゲームがスタートしたよね。松坂の調子は、後ろから見ててどうだった?」
宮本「僕、大輔は生で見ることがほとんどなかったんで・・・。ま、思ったよりコントロールはいいんだな、という印象はありましたね」
豊「でも、シュート回転してるなーっていうのは・・」
宮「ありましたありました」
豊「怖いなーと思わなかった?」
宮「んーーーー。そこまでは思わなかったですけど・・。
見る角度がセカンドからだといつもと違うんで。
ただ、『大輔でやられるわけにはいかん!!』っていう気持ちは強かったですねー。」
豊「なるほどね・・・。でも、最初、先制機は向こうが迎えるんだよね!」
宮「あれ、でも、よう取りましたよねぇ・・・(しみじみ)」
31: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)02:50:40 ID:mdW
>>24
ワイはまとめ管理人ちゃうでwww
まあこう言っても証明する術はないが
ワイはまとめ管理人ちゃうでwww
まあこう言っても証明する術はないが
25: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)02:44:03 ID:mdW
【冷静さが生んだ、谷佳知のスーパープレー】
(画面映像:台湾選手の打った球が、前進守備のセンター・谷の頭上を越え、慌てた谷がころげるように駈け戻り、フェンス際で危うくキャッチ。
マウンドで振り返って苦笑いの松坂大輔。ライトのヨシノブが、好捕して戻ってきた谷に手を差し伸べてタッチを求め、谷のお尻を叩きながらねぎらいの言葉をかけている。)
豊「よう取ったというか、俺も責任感じてるのはさぁ・・・(苦笑)」
宮「[@%&#>▽<;!!!(噴き出しながらでセリフ不明)」
豊「そうそう、だってデータ見たら台湾リーグで長打一本も無いんだもん!そら前へ出すよぉ~(笑)。(←前進守備の指示を出したのは守備走塁コーチの豊さんらしいです)
・・大輔の調子とか球威とか考えると、コースヒット、ポテンヒット、そういうのがイヤだったから前に出したわけ。
データをずっと見ててくれたタニシゲも、『長打無いですよ』と。『じゃ、前へ出して大丈夫だな?』つったら『絶対大丈夫』と。で、出した。
・・・・ビッッックリしたよ~!!(笑)・・・打球追えた?セカンドからだけど。」
宮「いやぁ・・・ベースカバーでショートの後ろに行くじゃないですか、抜けた場合。僕、遅れましたもん、完璧に。『あ、やられた・・・』」
豊「いやもう、みーんな凍り付いてたよ!タニシゲが『あーーーっ!!』っつったから(笑)」
宮「はっはっはっは!!そら、ゆうたって・・・」
豊「俺はもう、声もなーんも出なかった。
・・・でも、谷のあの落ち着きよう。なんか、(谷は)どんな環境に置かれても・・・」
宮「マイペース、自分のペースね(笑)」
豊「『あ、こりゃ取ってくれるんじゃないかな?』と思ってた。」
宮「僕は抜けたと思った。・・で、パッと我に返って、『あっ、カバーや!!』と思ってバッと行ってる途中、ちょうど背中向けてたから、『どっちやねん(汗)!?』って思いました(笑)。
『取ったか!?抜けたか!?』ボールも見えへんし。・・ほな、普通にホァーーッとこやって返ってくるから、
(指でゆるやかな山なり曲線を描いて、のんびり返球されるさまを示す)
『あぁーっ、取った!よかったぁ~!!』と思って。」
豊「あの時もみーんな、総立ちだったよね。・・・でもあれで、また1つのプレーで、輪になったよね。それを感じた。」
宮「・・・で、そのあとですよね・・」
豊「うん、チャンスが来た。」
宮「あの、ガッツが出たのね。」
(画面映像:台湾選手の打った球が、前進守備のセンター・谷の頭上を越え、慌てた谷がころげるように駈け戻り、フェンス際で危うくキャッチ。
マウンドで振り返って苦笑いの松坂大輔。ライトのヨシノブが、好捕して戻ってきた谷に手を差し伸べてタッチを求め、谷のお尻を叩きながらねぎらいの言葉をかけている。)
豊「よう取ったというか、俺も責任感じてるのはさぁ・・・(苦笑)」
宮「[@%&#>▽<;!!!(噴き出しながらでセリフ不明)」
豊「そうそう、だってデータ見たら台湾リーグで長打一本も無いんだもん!そら前へ出すよぉ~(笑)。(←前進守備の指示を出したのは守備走塁コーチの豊さんらしいです)
・・大輔の調子とか球威とか考えると、コースヒット、ポテンヒット、そういうのがイヤだったから前に出したわけ。
データをずっと見ててくれたタニシゲも、『長打無いですよ』と。『じゃ、前へ出して大丈夫だな?』つったら『絶対大丈夫』と。で、出した。
・・・・ビッッックリしたよ~!!(笑)・・・打球追えた?セカンドからだけど。」
宮「いやぁ・・・ベースカバーでショートの後ろに行くじゃないですか、抜けた場合。僕、遅れましたもん、完璧に。『あ、やられた・・・』」
豊「いやもう、みーんな凍り付いてたよ!タニシゲが『あーーーっ!!』っつったから(笑)」
宮「はっはっはっは!!そら、ゆうたって・・・」
豊「俺はもう、声もなーんも出なかった。
・・・でも、谷のあの落ち着きよう。なんか、(谷は)どんな環境に置かれても・・・」
宮「マイペース、自分のペースね(笑)」
豊「『あ、こりゃ取ってくれるんじゃないかな?』と思ってた。」
宮「僕は抜けたと思った。・・で、パッと我に返って、『あっ、カバーや!!』と思ってバッと行ってる途中、ちょうど背中向けてたから、『どっちやねん(汗)!?』って思いました(笑)。
『取ったか!?抜けたか!?』ボールも見えへんし。・・ほな、普通にホァーーッとこやって返ってくるから、
(指でゆるやかな山なり曲線を描いて、のんびり返球されるさまを示す)
『あぁーっ、取った!よかったぁ~!!』と思って。」
豊「あの時もみーんな、総立ちだったよね。・・・でもあれで、また1つのプレーで、輪になったよね。それを感じた。」
宮「・・・で、そのあとですよね・・」
豊「うん、チャンスが来た。」
宮「あの、ガッツが出たのね。」
26: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)02:46:07 ID:mdW
【待望の小笠原・初ヒット】
豊「ツーアウト、ランナー・サードで。(ピッチャーが)シュウ・ミンチェ。(内心)『昨日、ビデオ見とったやないかい!!』」
宮「はっはっは!」
豊「あぁ、いいの見せといたな、と。でも、皮肉なもので、そういうところで(=絶不調のガッツの打席で)回ってくるんやなーと思って。
・・でも、ガッツもここで打てんかったらもうあかんなーと。・・・ワンストライク、ツーストライクって、完璧な所だったでしょ?」
宮「そうですよね」
豊「で、粘って粘って。」
(画面映像:ヒットを打つ瞬間のガッツさん。
ピッチャーの伸ばしたグラブから逃げるように低く飛んだ打球が、セカンドキャンバスでバウンドしてセンター前へコロコロと転がる。
一塁上でボディビルダーのようなポージングで力強くガッツポーズをするガッツさん)
宮「・・・ホンマにみんなが『やっぱガッツが打たないと!』って思ってたと思うんですよ。ましてや先制のチャンスだし。こらもう、打った時みんなベンチの前に出ましたもんね!」
豊「(慎也も)出たの?」
宮「出ました、僕も出ました」
豊「・・で、俺あの瞬間に、『このチームは、人の苦しみも、自分の苦しみとして、共有できるチーム。…」
宮「ああ~(感嘆)」
豊「そういうメンバーが揃ってるんだろうな』と。いや、『揃ってる』と。」
宮「はい。」
豊「だから、このチームはやっぱ、『強い』と思ったよ。もう、そういう『輪』を作り上げた選手達っていうのは、もーのーすーごい強いと思った。・・・それを感じなかった?」
宮「…(考え込んで)やっぱ、必死でしたからねぇ・・・」
豊「うん、必死だったろ?俺泣いてたよオマエ!!」
宮「ふはははは!!」
豊「いやぁ、ガッツが打って、『あー、こらあかん、泣くな・・』と思って裏へ入って・・・。したら、中畑さんがついて来んの、俺の後ろに。
『(しみじみと)うわぁ~~、いや、ガッツ打ったなぁ~~!!!』とか言って・・・もう涙声なんだよ!!」
宮「あはははははは!!!(大爆笑)」
豊「もう2人で裏で泣いてたんだもんだって!!・・・でも、い~い人だった~・・・(しみじみ)。」(←中畑さんはまだ生きてますよ豊さん・笑)
宮「・・・今聞いて思いましたけど。やっぱりその、選手だけじゃなくてコーチも含めて、ほんまにひとつになったチームですよ。」
豊「あぁ、そうそうそう」
豊「ツーアウト、ランナー・サードで。(ピッチャーが)シュウ・ミンチェ。(内心)『昨日、ビデオ見とったやないかい!!』」
宮「はっはっは!」
豊「あぁ、いいの見せといたな、と。でも、皮肉なもので、そういうところで(=絶不調のガッツの打席で)回ってくるんやなーと思って。
・・でも、ガッツもここで打てんかったらもうあかんなーと。・・・ワンストライク、ツーストライクって、完璧な所だったでしょ?」
宮「そうですよね」
豊「で、粘って粘って。」
(画面映像:ヒットを打つ瞬間のガッツさん。
ピッチャーの伸ばしたグラブから逃げるように低く飛んだ打球が、セカンドキャンバスでバウンドしてセンター前へコロコロと転がる。
一塁上でボディビルダーのようなポージングで力強くガッツポーズをするガッツさん)
宮「・・・ホンマにみんなが『やっぱガッツが打たないと!』って思ってたと思うんですよ。ましてや先制のチャンスだし。こらもう、打った時みんなベンチの前に出ましたもんね!」
豊「(慎也も)出たの?」
宮「出ました、僕も出ました」
豊「・・で、俺あの瞬間に、『このチームは、人の苦しみも、自分の苦しみとして、共有できるチーム。…」
宮「ああ~(感嘆)」
豊「そういうメンバーが揃ってるんだろうな』と。いや、『揃ってる』と。」
宮「はい。」
豊「だから、このチームはやっぱ、『強い』と思ったよ。もう、そういう『輪』を作り上げた選手達っていうのは、もーのーすーごい強いと思った。・・・それを感じなかった?」
宮「…(考え込んで)やっぱ、必死でしたからねぇ・・・」
豊「うん、必死だったろ?俺泣いてたよオマエ!!」
宮「ふはははは!!」
豊「いやぁ、ガッツが打って、『あー、こらあかん、泣くな・・』と思って裏へ入って・・・。したら、中畑さんがついて来んの、俺の後ろに。
『(しみじみと)うわぁ~~、いや、ガッツ打ったなぁ~~!!!』とか言って・・・もう涙声なんだよ!!」
宮「あはははははは!!!(大爆笑)」
豊「もう2人で裏で泣いてたんだもんだって!!・・・でも、い~い人だった~・・・(しみじみ)。」(←中畑さんはまだ生きてますよ豊さん・笑)
宮「・・・今聞いて思いましたけど。やっぱりその、選手だけじゃなくてコーチも含めて、ほんまにひとつになったチームですよ。」
豊「あぁ、そうそうそう」
27: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)02:47:25 ID:mdW
【韓国戦~For the Flag ・チーム団結】
豊「・・・ま、予選は通過したと。でも、監督が言ったように、『3連勝しかない』と、韓国戦。」
宮「いや、僕らも思いましたよ。2つ勝って、『2勝1敗と3連勝じゃ全然違う』と。」
豊「でね、韓国戦が始まる前にヨシノブがさ、『あと1試合ですから、僕、足がどうなってもいいですから』って言ってくれた。
福留が『あと試合開始まで4時間ですね、もう、足が切れてもいいから行きますよ』と。あいつも足がパンパンだったんだよね。
・・・あ、こういう気持ちでいてくれるんだったら、もうこのチームは負けない、と思ったよ。」
宮「僕は怖かったのは韓国ですよやっぱり。」
豊「怖いけど・・・。俺はね、ちょっと戦力的に落ちる中国戦の時に心配したでしょ、ほんとに勝てるかな~?って。
でも一番強い韓国とやる時はもう、そういう気持ちは無かった。こいつらは絶対どんなことがあっても負けない!と思った。」
宮「僕らは必死でしたから、そこまでの余裕はなかったですねー。僕らの台湾戦の前に、中国vs韓国やりましたよね。
でその時、韓国のベンチ内で、ベテランの選手が若い奴を殴った。『もっと気合い入れてやれ!!』と。
・・・それを聞いて、要するに負けたら終わりで韓国は出れない訳ですよね、日本に負けると。そら相ー当ーな覚悟で来る、と思ったんで・・・。」
豊「でもさ、逆に言えば、そういう話聞くと、韓国は(チームが)1つになってないんだよね。」
宮「うーん・・・」
豊「日本のチームでそんな(若手を殴るような)やつ、いた?」
宮「いないすねぇ。・・・韓国戦の前っていうのは、マイナス思考のプレッシャーよりも、逆にもうプラス思考のプレッシャーですよね。
『日本プロ野球の意地や!』『韓国に負ける訳にはいかん!』と。『アジアで負ける訳にはいかん!!』っていうのが強かったと思いますよ、選手の中では。」
豊「中国戦の時にあったカッコイイ“呼び出し”(笑)、もう韓国戦になったら、頼もしくてしょうがなかったもん、選手が!」
宮「へぇ~~~。そうなんですか」
豊「で、やっぱりね、チームをまとめ上げて1つの輪にした慎也の力っていうのは、こらもうお世辞抜きで大っきいよ。」
宮「・・・そうですかねぇ~?(半信半疑のご様子。)・・・ただ、さっき豊さんも言ったように、やっぱ気持ちのイイ人間が集まりましたよ、ほんとに。」
豊「・・・ま、予選は通過したと。でも、監督が言ったように、『3連勝しかない』と、韓国戦。」
宮「いや、僕らも思いましたよ。2つ勝って、『2勝1敗と3連勝じゃ全然違う』と。」
豊「でね、韓国戦が始まる前にヨシノブがさ、『あと1試合ですから、僕、足がどうなってもいいですから』って言ってくれた。
福留が『あと試合開始まで4時間ですね、もう、足が切れてもいいから行きますよ』と。あいつも足がパンパンだったんだよね。
・・・あ、こういう気持ちでいてくれるんだったら、もうこのチームは負けない、と思ったよ。」
宮「僕は怖かったのは韓国ですよやっぱり。」
豊「怖いけど・・・。俺はね、ちょっと戦力的に落ちる中国戦の時に心配したでしょ、ほんとに勝てるかな~?って。
でも一番強い韓国とやる時はもう、そういう気持ちは無かった。こいつらは絶対どんなことがあっても負けない!と思った。」
宮「僕らは必死でしたから、そこまでの余裕はなかったですねー。僕らの台湾戦の前に、中国vs韓国やりましたよね。
でその時、韓国のベンチ内で、ベテランの選手が若い奴を殴った。『もっと気合い入れてやれ!!』と。
・・・それを聞いて、要するに負けたら終わりで韓国は出れない訳ですよね、日本に負けると。そら相ー当ーな覚悟で来る、と思ったんで・・・。」
豊「でもさ、逆に言えば、そういう話聞くと、韓国は(チームが)1つになってないんだよね。」
宮「うーん・・・」
豊「日本のチームでそんな(若手を殴るような)やつ、いた?」
宮「いないすねぇ。・・・韓国戦の前っていうのは、マイナス思考のプレッシャーよりも、逆にもうプラス思考のプレッシャーですよね。
『日本プロ野球の意地や!』『韓国に負ける訳にはいかん!』と。『アジアで負ける訳にはいかん!!』っていうのが強かったと思いますよ、選手の中では。」
豊「中国戦の時にあったカッコイイ“呼び出し”(笑)、もう韓国戦になったら、頼もしくてしょうがなかったもん、選手が!」
宮「へぇ~~~。そうなんですか」
豊「で、やっぱりね、チームをまとめ上げて1つの輪にした慎也の力っていうのは、こらもうお世辞抜きで大っきいよ。」
宮「・・・そうですかねぇ~?(半信半疑のご様子。)・・・ただ、さっき豊さんも言ったように、やっぱ気持ちのイイ人間が集まりましたよ、ほんとに。」
28: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)02:48:28 ID:mdW
【予選が終わって】
豊「・・・でもさ、監督が言ったじゃない、『たかが予選だぞ』と。『ホンチャンはアテネだぞ!』と。・・・(予選突破の興奮から)我に返ったのはいつ?」
宮「んーーー。実際、終わってちょっとの間は、オリンピックのことなんか1つも考えなかったです」
豊「じゃ、いつ頃から考えだしたの?」
宮「あの・・・毎年そんなに取材無いのに、年末ぐらいから思いのほかいっぱい取材が来たんで・・・(苦笑)。『これはちょっと考えなあかんな』とは思いましたね。
(アテネに行かなあかんと)覚悟を決めました。最後まで責任持ってやろうと思いました。」
豊「俺らは契約が切れたからねぇ(笑)。どうなるんかいなと。ま、できればゆっくりしたいと。
・・・(コーチ就任の)要請があったのが12月で2月からの契約になって。監督と一緒にキャンプとか回ったりして。
もうその時からキャプテンだけは決まってたからね。キャプテン宮本慎也。」
宮「・・・(苦笑)。
まあ、監督さんが浦添のヤクルトキャンプに来られて、確約じゃないですけど、
『ま、時期が来たらね、時期が来たら(笑)』
って言ってたんで、あ、これはもう責任持って8月までやらないといけないなーとは思いましたね。」
豊「・・・でもさ、監督が言ったじゃない、『たかが予選だぞ』と。『ホンチャンはアテネだぞ!』と。・・・(予選突破の興奮から)我に返ったのはいつ?」
宮「んーーー。実際、終わってちょっとの間は、オリンピックのことなんか1つも考えなかったです」
豊「じゃ、いつ頃から考えだしたの?」
宮「あの・・・毎年そんなに取材無いのに、年末ぐらいから思いのほかいっぱい取材が来たんで・・・(苦笑)。『これはちょっと考えなあかんな』とは思いましたね。
(アテネに行かなあかんと)覚悟を決めました。最後まで責任持ってやろうと思いました。」
豊「俺らは契約が切れたからねぇ(笑)。どうなるんかいなと。ま、できればゆっくりしたいと。
・・・(コーチ就任の)要請があったのが12月で2月からの契約になって。監督と一緒にキャンプとか回ったりして。
もうその時からキャプテンだけは決まってたからね。キャプテン宮本慎也。」
宮「・・・(苦笑)。
まあ、監督さんが浦添のヤクルトキャンプに来られて、確約じゃないですけど、
『ま、時期が来たらね、時期が来たら(笑)』
って言ってたんで、あ、これはもう責任持って8月までやらないといけないなーとは思いましたね。」
29: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)02:49:50 ID:mdW
【宮本慎也の家族愛】
(テレビ塔をバックに、紅葉の札幌・大通り公園を散策する2人)
豊「アテネで隣り同士の部屋になったじゃない?その時さ、電話でしゃべってるのが聞こえてきたんだよね。
甘~い、『○○ちゃ~ん、もう寝なきゃいかんよ~』とかって(笑)」
宮「はっはっは、子供ですか」
豊「・・・そうなの?子供に対して」
宮「もう~、デレデレですよ。2人、女の子なんですけど。5才と1才・・9ヶ月10ヶ月ぐらい」
豊「五才と1才って、結構(間が)空いたよね。」(←豊さん、よけいなお世話です・笑)
宮「でも一応、学年で言うと3つですよ」
豊「・・・あの緊張感の中でああ喋られると、まあ壁が薄かったせいもあるけど俺も聞こうと思って聞いてた訳じゃないんだけど、『あー、やっぱりパパなんやなー』と思った(微笑)。」
宮「予選の時とオリンピックと、やっぱり唯一電話がリラックスできるゆったらおかしいんですけど(笑)。もうほんと、(重圧を)忘れられる・・・」
豊「はははは、完全に忘れてると思ったもん(笑)。」
豊「・・・奥さんとは同級生だったっけ?」
宮「えー。うちのトモミさん、1つ下です。」
豊「トモミさんっていうんだ。・・・野球選手ってさ、凄く上の女房がいたり、年下がかなりいたりするじゃない。年が近いっていうのはどぉ?」
宮「・・・でもうちのトモミさんはしっかりしてますよ。」
豊「どっちかって言ったら、尻に敷かれてんの?」
宮「・・・ヨメはー・・・自分が敷かれてるっていうかあのー、まあ『亭主関白や』って言いますけど、でも・・・しっかりしてくれてますねぇ、家のこととか。」
豊「どんな雰囲気の家庭なの?明るい?」
宮「明るいんですかねぇ~。いつも『会話無い会話無い』って言われるんですけど(笑)。・・・でもまあ、明るいとは思うんですよ。」
豊「アテネに、キャプテンで行くっていう時、奥さんどうだった?」
宮「んーーー。あんまり変わらない人ですね、基本的に。」
豊「なんか印象に残ってるエピソードとか、ある?」
宮「予選の前は、もう『イヤやイヤや~』って僕が言ってたんですねやっぱり」
豊「家ん中で?」
宮「はい」
豊「あ、そういう、家ん中で弱みも見せるんだぁ(@@)」
宮「・・・ですねえ。あんまり野球の話はしないんですけど、さすがにあん時はそういう話になって。
ほな、(ごく軽い調子で)『パパ、野球好きなんやから、思い切ってやったらいんじゃない?』・・・あれはでも、よかったですねぇ僕にとっては^^。」
豊「じゃあ、アテネに行く前とかは?」
宮「『テレビで見て応援してるから。』ですね。(ヨメは)飛行機嫌いなんで、『行くことは出来ないけど、ずっと応援しとくから。』」(←なんだか、シッカリ&サッパリした性格の奥様のようです)
豊「娘はどうだった?」
宮「娘は・・・なんか、不思議やったんじゃないですかねぇ~。
いつもヤクルト対巨人とかそういう試合見てて、(ジャパンでは)ヨシノブと同じユニフォーム着てたりとかするのが・・・。『なんでヨシノブと一緒なの?』とか」
豊「はっはっはっは!」
宮「まぁ、はっきり分かってないんですよねー。」
豊「ああ、なるほどね。^^」
(テレビ塔をバックに、紅葉の札幌・大通り公園を散策する2人)
豊「アテネで隣り同士の部屋になったじゃない?その時さ、電話でしゃべってるのが聞こえてきたんだよね。
甘~い、『○○ちゃ~ん、もう寝なきゃいかんよ~』とかって(笑)」
宮「はっはっは、子供ですか」
豊「・・・そうなの?子供に対して」
宮「もう~、デレデレですよ。2人、女の子なんですけど。5才と1才・・9ヶ月10ヶ月ぐらい」
豊「五才と1才って、結構(間が)空いたよね。」(←豊さん、よけいなお世話です・笑)
宮「でも一応、学年で言うと3つですよ」
豊「・・・あの緊張感の中でああ喋られると、まあ壁が薄かったせいもあるけど俺も聞こうと思って聞いてた訳じゃないんだけど、『あー、やっぱりパパなんやなー』と思った(微笑)。」
宮「予選の時とオリンピックと、やっぱり唯一電話がリラックスできるゆったらおかしいんですけど(笑)。もうほんと、(重圧を)忘れられる・・・」
豊「はははは、完全に忘れてると思ったもん(笑)。」
豊「・・・奥さんとは同級生だったっけ?」
宮「えー。うちのトモミさん、1つ下です。」
豊「トモミさんっていうんだ。・・・野球選手ってさ、凄く上の女房がいたり、年下がかなりいたりするじゃない。年が近いっていうのはどぉ?」
宮「・・・でもうちのトモミさんはしっかりしてますよ。」
豊「どっちかって言ったら、尻に敷かれてんの?」
宮「・・・ヨメはー・・・自分が敷かれてるっていうかあのー、まあ『亭主関白や』って言いますけど、でも・・・しっかりしてくれてますねぇ、家のこととか。」
豊「どんな雰囲気の家庭なの?明るい?」
宮「明るいんですかねぇ~。いつも『会話無い会話無い』って言われるんですけど(笑)。・・・でもまあ、明るいとは思うんですよ。」
豊「アテネに、キャプテンで行くっていう時、奥さんどうだった?」
宮「んーーー。あんまり変わらない人ですね、基本的に。」
豊「なんか印象に残ってるエピソードとか、ある?」
宮「予選の前は、もう『イヤやイヤや~』って僕が言ってたんですねやっぱり」
豊「家ん中で?」
宮「はい」
豊「あ、そういう、家ん中で弱みも見せるんだぁ(@@)」
宮「・・・ですねえ。あんまり野球の話はしないんですけど、さすがにあん時はそういう話になって。
ほな、(ごく軽い調子で)『パパ、野球好きなんやから、思い切ってやったらいんじゃない?』・・・あれはでも、よかったですねぇ僕にとっては^^。」
豊「じゃあ、アテネに行く前とかは?」
宮「『テレビで見て応援してるから。』ですね。(ヨメは)飛行機嫌いなんで、『行くことは出来ないけど、ずっと応援しとくから。』」(←なんだか、シッカリ&サッパリした性格の奥様のようです)
豊「娘はどうだった?」
宮「娘は・・・なんか、不思議やったんじゃないですかねぇ~。
いつもヤクルト対巨人とかそういう試合見てて、(ジャパンでは)ヨシノブと同じユニフォーム着てたりとかするのが・・・。『なんでヨシノブと一緒なの?』とか」
豊「はっはっはっは!」
宮「まぁ、はっきり分かってないんですよねー。」
豊「ああ、なるほどね。^^」
34: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)02:57:27 ID:mdW
【選考を悩ませた1球団2名枠】
豊「・・・で、その時にもう決まってたのが“1チーム2人”だったんだ。やっぱちょっと考えてた?メンバーを。」
宮本「考えましたね・・・こう言ったら誤解されたら困るんですけど、正直、アジア予選で苦しい思いをしたメンバーで、行きたかったですよね」
豊「そりゃもう絶対思う。・・・最初は要請出したのよ。だけどそれはもう決まりだからダメだ、と。色々悩んだよ。」
宮「大変だったでしょ?」
豊「監督も病気で倒れ、連絡がつかないし・・。監督の“チームへの思い”、そういうものも伝え聞いてたし・・。
あのメンバーを入れることによって、この選手がはじき出される・・・慎也に電話したよね(笑)」
宮「はい」
豊「何で電話したかというとさ、もうキャプテンは決まってんの。予選の時から、やっぱ慎也のチームなんだと。
だから、慎也が動きにくかったら、チームにならない。どんないい選手がいたとしてもね。・・・そういうつもりで電話してたのよ。」
宮「あーー。なるほど。(にこり)」
豊「困った?」
宮「・・・あのー。通る通らないは別として、選手がそういう意見をしていいのかな?というのは正直ありましたねぇ。」
豊「でも、してくれたよね^^ 気持ちは分かってた?」
宮「分かりましたね、大変だろうなーとは思いましたよ。1球団2人。やっぱチームバランスを考えると、2人てのはすごい邪魔じゃないですか。」
豊「邪魔。パズルみたいになってたからね・・」
宮「ほんと、選手のアレ言うのは悪いですけど、『この選手抜いたら、ここはこっちにせなあかん』とかっていう風になってくるじゃないですか。
そんなんでいいのかな!?って・・・もう、批判になりますけど(苦笑)」
豊「ま、今だから話せるけど、慎也の意見を聞いて入った選手もいるし。最初は外してたんだけどね。
でもまあ、その選手がちゃんとしっかりした仕事もしてくれたし。・・・だからそれはね、非常に参考になった。・・・でも、その選考途中に、怪我したよね誰か。」
豊「・・・で、その時にもう決まってたのが“1チーム2人”だったんだ。やっぱちょっと考えてた?メンバーを。」
宮本「考えましたね・・・こう言ったら誤解されたら困るんですけど、正直、アジア予選で苦しい思いをしたメンバーで、行きたかったですよね」
豊「そりゃもう絶対思う。・・・最初は要請出したのよ。だけどそれはもう決まりだからダメだ、と。色々悩んだよ。」
宮「大変だったでしょ?」
豊「監督も病気で倒れ、連絡がつかないし・・。監督の“チームへの思い”、そういうものも伝え聞いてたし・・。
あのメンバーを入れることによって、この選手がはじき出される・・・慎也に電話したよね(笑)」
宮「はい」
豊「何で電話したかというとさ、もうキャプテンは決まってんの。予選の時から、やっぱ慎也のチームなんだと。
だから、慎也が動きにくかったら、チームにならない。どんないい選手がいたとしてもね。・・・そういうつもりで電話してたのよ。」
宮「あーー。なるほど。(にこり)」
豊「困った?」
宮「・・・あのー。通る通らないは別として、選手がそういう意見をしていいのかな?というのは正直ありましたねぇ。」
豊「でも、してくれたよね^^ 気持ちは分かってた?」
宮「分かりましたね、大変だろうなーとは思いましたよ。1球団2人。やっぱチームバランスを考えると、2人てのはすごい邪魔じゃないですか。」
豊「邪魔。パズルみたいになってたからね・・」
宮「ほんと、選手のアレ言うのは悪いですけど、『この選手抜いたら、ここはこっちにせなあかん』とかっていう風になってくるじゃないですか。
そんなんでいいのかな!?って・・・もう、批判になりますけど(苦笑)」
豊「ま、今だから話せるけど、慎也の意見を聞いて入った選手もいるし。最初は外してたんだけどね。
でもまあ、その選手がちゃんとしっかりした仕事もしてくれたし。・・・だからそれはね、非常に参考になった。・・・でも、その選考途中に、怪我したよね誰か。」
35: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)02:58:34 ID:mdW
【絶大な信頼~キャプテン・宮本慎也】
宮「誰かしましたっけ?」
豊「肉離れ寸前かなんかで、ふくらはぎか太ももか知らんけど・・・」
宮「あっ!!あぁぁ・・・。え、だれ?上原かな?」
豊「いや、お前やろが!(笑)」
宮「ははははは!!」
豊「だけどね、コーチ3人でずーっと選考してたでしょ、『とにかく怪我でも連れて行こう』と。慎也は。」
宮「それ、中畑さんに言われたんですよ」
豊「そうでしょ?」
宮「だからそこで、『まずい、何とかせなあかん!!』と思いましたね。」
豊「もう、プレーするしないというよりも、宮本慎也が先頭に立ってやるんだと。
我々3人はそういう意見で統一してたしね。
・・・全く使えない選手を連れて行くのか!?と批判を浴びてもいい、と。
でも、ここまで(チームを)引き上げてきたのは慎也だと。
そういうことで意見はもう通ってたから。」
宮「・・・ありがとうございます」(ぺこり)
豊「ほんとに。もう、絶大な信頼だよねぇ~(恩着せがましくおどけて)・笑」
宮「はっはっは!!」
宮「誰かしましたっけ?」
豊「肉離れ寸前かなんかで、ふくらはぎか太ももか知らんけど・・・」
宮「あっ!!あぁぁ・・・。え、だれ?上原かな?」
豊「いや、お前やろが!(笑)」
宮「ははははは!!」
豊「だけどね、コーチ3人でずーっと選考してたでしょ、『とにかく怪我でも連れて行こう』と。慎也は。」
宮「それ、中畑さんに言われたんですよ」
豊「そうでしょ?」
宮「だからそこで、『まずい、何とかせなあかん!!』と思いましたね。」
豊「もう、プレーするしないというよりも、宮本慎也が先頭に立ってやるんだと。
我々3人はそういう意見で統一してたしね。
・・・全く使えない選手を連れて行くのか!?と批判を浴びてもいい、と。
でも、ここまで(チームを)引き上げてきたのは慎也だと。
そういうことで意見はもう通ってたから。」
宮「・・・ありがとうございます」(ぺこり)
豊「ほんとに。もう、絶大な信頼だよねぇ~(恩着せがましくおどけて)・笑」
宮「はっはっは!!」
36: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)03:00:06 ID:mdW
【キャプテン・宮本の苦悩】
豊「・・で、メンバー発表になったよね。・・・どうだった?」
宮「んーーーー。やっぱり先に考えたのは、どうしても予選で闘ったメンバーが何人か漏れる訳じゃないですか。
この(決定)メンバーで闘えるとか闘えないとかじゃなくて、まず、『漏れたこいつらの為にも、勝たないといけない!』と思ったのが最初ですねぇ。」
豊「そのメンバーと連絡とかしてた?球場で会ったりとか?」
宮「そうですね。・・・谷シゲなんかは『頑張ってこいよ』って言ってもらえましたし。
二岡にしても井端にしてもね、行く前に手袋もらって。
『お前ら、一緒に闘ってるつもりでやるから。』っていう話はしましたね。」
豊「じゃ、そういうものを持って行ったんだ。(にこり)」
宮「はい、だから、アテネの予選途中くらいまで、
片っぽだけ二岡の手袋(右手を握り締める)、で、(二岡の)もう片っぽはヨシノブがする訳ですよ(と左手を握る)。
・・で、井端の手袋をもらって、片手井端の手袋して(右手上げる)、もう片手はヨシノブがしてるっていう・・・。」
豊「・・・それ、知らんかったなあ、オレ。(しみじみ)」
宮「ま、メーカーのアレもあるじゃないですか」
豊「はははは、そこまで気ぃ遣うの(笑)」
宮「そうですね、シゲとかメーカーが違ったんでちょっと使えなくて言わなかったんですけども。
ま、井端と二岡は同じだったんで・・・はい。」
豊「お前やっぱ、キャプテンとしていいねぇ~(ニヤニヤ)」
宮「いえいえ(汗)」
豊「やることやってんだちゃんと!そこまで気ぃ遣って!」
宮「へへへへ^^;・・・・ま、正直さっきも言ったように、やはり同じ苦しい思いして、というのが強かったんで・・・。
新しく入ったメンバーが悪い、とか言うのとはもちろん違うけども・・」
豊「もちろん、もちろん。
だって、キマリがあってそういうような結果になった訳だからね。」
豊「・・で、メンバー発表になったよね。・・・どうだった?」
宮「んーーーー。やっぱり先に考えたのは、どうしても予選で闘ったメンバーが何人か漏れる訳じゃないですか。
この(決定)メンバーで闘えるとか闘えないとかじゃなくて、まず、『漏れたこいつらの為にも、勝たないといけない!』と思ったのが最初ですねぇ。」
豊「そのメンバーと連絡とかしてた?球場で会ったりとか?」
宮「そうですね。・・・谷シゲなんかは『頑張ってこいよ』って言ってもらえましたし。
二岡にしても井端にしてもね、行く前に手袋もらって。
『お前ら、一緒に闘ってるつもりでやるから。』っていう話はしましたね。」
豊「じゃ、そういうものを持って行ったんだ。(にこり)」
宮「はい、だから、アテネの予選途中くらいまで、
片っぽだけ二岡の手袋(右手を握り締める)、で、(二岡の)もう片っぽはヨシノブがする訳ですよ(と左手を握る)。
・・で、井端の手袋をもらって、片手井端の手袋して(右手上げる)、もう片手はヨシノブがしてるっていう・・・。」
豊「・・・それ、知らんかったなあ、オレ。(しみじみ)」
宮「ま、メーカーのアレもあるじゃないですか」
豊「はははは、そこまで気ぃ遣うの(笑)」
宮「そうですね、シゲとかメーカーが違ったんでちょっと使えなくて言わなかったんですけども。
ま、井端と二岡は同じだったんで・・・はい。」
豊「お前やっぱ、キャプテンとしていいねぇ~(ニヤニヤ)」
宮「いえいえ(汗)」
豊「やることやってんだちゃんと!そこまで気ぃ遣って!」
宮「へへへへ^^;・・・・ま、正直さっきも言ったように、やはり同じ苦しい思いして、というのが強かったんで・・・。
新しく入ったメンバーが悪い、とか言うのとはもちろん違うけども・・」
豊「もちろん、もちろん。
だって、キマリがあってそういうような結果になった訳だからね。」
37: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)03:02:31 ID:mdW
ちなみに、予選で出場してたけど、本戦で出場辞退した選手はこの6人やな
赤星憲広 阪神タイガース(※怪我により出場辞退)
木佐貫洋 読売ジャイアンツ
谷繁元信 中日ドラゴンズ
二岡智宏 読売ジャイアンツ
井端弘和 中日ドラゴンズ
松井稼頭央 ニューヨーク・メッツ
赤星憲広 阪神タイガース(※怪我により出場辞退)
木佐貫洋 読売ジャイアンツ
谷繁元信 中日ドラゴンズ
二岡智宏 読売ジャイアンツ
井端弘和 中日ドラゴンズ
松井稼頭央 ニューヨーク・メッツ
38: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)03:05:13 ID:mdW
そしてここで長嶋監督が脳梗塞で倒れることになんねん。
39: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)03:05:18 ID:mdW
【監督変更の戸惑い】
豊「・・・で、成田に集合するよね。どうだった?」
(画面:空港入り口でスーツケースを運ぶメガネ姿のヨシノブ、白いポロシャツにサングラスを引っ掛けたダイエー和田、細身のメガネをかけてバッグを引きずる宮本さん)
豊「5日に出発するのに4日に集まったでしょ、で、食事会に荷物出しがあって、もういよいよ出発。・・・重かったよね、正直・・・。(はーーっと息を吐く)」
宮「重かったですね。・・・やっぱり監督さんが断念されたっていうのもありましたし。で、あの日の丸の“3”を見て、またどっかり肩の上に乗りましたね(笑)」
(画面:食事会の壇上で、3が書き込まれたフラッグを広げる長嶋一茂、それに見入る宮本さん、ガッツさん達選手団)
豊「・・中畑さんが指揮をとるということは正式に決まってたんだけども、その時に、正式にみんなの前で『そうなる形をとる』と。で、指揮だけとってもらう、と。
・・・だから、“代行”でもなければ・・・」
宮「立場が既に可哀相だったですね。」
豊「オレが一番不安に思ったのは、中畑さんが指揮を取ることはいいとしても、じゃ、選手は、ほんとに中畑さんの方を向くんだろうか!?と。
・・・ま、確かにトップでいくわけだから見るだろうけども、その裏に長嶋監督というものがいるんじゃないかっていう、ものすごい不安があったの。
それはどうだった?正直言って、選手は。」
宮「いえ、正直言ってですね、監督さん=長嶋さんでいくのはしょうがない・・・しょうがないと言うのはおかしいですけども。
やっぱり“監督代行”という形は、つけてもらった方が、最初の印象としてはやりやすいだろうなぁとは思ってましたよね。・・・」
豊「監督不在っていうのは、選手は動揺しなかったのかな?」
宮「ある程度は覚悟してました。ただ、それでできるのかどうかっていう不安はありましたよね。
・・・中畑さんは中畑さんですごい一生懸命やってる姿はみんなに伝わったと思うし、悩んでる姿も見てますから(苦笑)、終わってみて結果的にはよかったと思うんですけど、やっぱ行く前は正直、不安は不安ですよね。」
豊「俺らも『3人でできるのかな?』っていうさ、不安があったよ・・」
宮「ま、いろいろ言われる人もいましたからね・・・。」
豊「で、成田空港で、慎也が言ったの強烈に覚えてるんだけども・・・。『(怯え声で)このまま行かんかったらどうなりますかねぇ・・?』って言ったんだけどさ」
宮「くわははははは・・・!!(大爆笑)」
豊「『ほーんまに行くの、怖いですよ』と。」
宮「いや、ほんまに正直な気持ちですよ。『このまま逃げたらどうなんのかな?』とほんまに思いましたからね。」
豊「でも、飛行機が飛んだ時は、もうそういう気持ちはないよね、もう覚悟したでしょ?」
宮「んー、まあ、腹据えて、まではいかないですけど、これは自分の、大げさに言うと“運命”だし・・・。
また、みんなから期待されてる訳ですから。応えないと、っていう気持ちの方が強かったですね。
・・・後はやっぱり飛行機乗ってから、『これ(チーム)をどーやってまとめるかな!?♭』っていうのは、考えてましたよ!」
豊「ははははは!!」
40: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)03:06:25 ID:mdW
【チームメイトとのコミュニケーション】
豊「イタリア着いたよね。練習も始まって。
人間そうかもわかんないけど、ゴチャゴチャ考えてるよりも、野球選手って特に、身体を動かしながら考えてた方がいい考え方するよね。
そういう意味では、早くイタリア行って動かしたいっていうのは、あったんじゃないの?」
宮「そうですねー。どうやってやるかどうやってやるかと考えるよりも、来て、同じ場所にみんなが立って、考えた方が考え易いですよね。」
豊「じゃあさ、イタリアで5日間、練習やるよね。何を考えて何を感じた?チームに。」
宮「最初、ミーティングらしいミーティングじゃないんですけど、初日、球場でアップが始まる前、『この期間は、もうどんな話でもいいから、お互いのコミュニケーションを取ってくれ』、と(言いました)。
・・・マージャンやるのも良し、とにかく、1人で部屋にいるよりも、誰かの部屋へ行って話したりとか、そういのを心がけてくれ、と。
で、あとは、チームとしての決まりごとっていうのは、首脳陣の方から話があるだろうから、それは絶対守ってくれ。・・・そういう話はしましたね。」
豊「で、そういうことはスムーズに行った?」
宮「んー、ま、ある程度、ですね、合宿期間中は。自分に言い聞かせてる部分も多少あったでしょうし。
練習試合が2試合あったんで、相手チームがどうこうっていうよりも、ノリがバントしたりとか、ああいうの(チームの連携)を本番前にみんなで確認できたっていうのは、よかったと思いますね。」
豊「イタリア着いたよね。練習も始まって。
人間そうかもわかんないけど、ゴチャゴチャ考えてるよりも、野球選手って特に、身体を動かしながら考えてた方がいい考え方するよね。
そういう意味では、早くイタリア行って動かしたいっていうのは、あったんじゃないの?」
宮「そうですねー。どうやってやるかどうやってやるかと考えるよりも、来て、同じ場所にみんなが立って、考えた方が考え易いですよね。」
豊「じゃあさ、イタリアで5日間、練習やるよね。何を考えて何を感じた?チームに。」
宮「最初、ミーティングらしいミーティングじゃないんですけど、初日、球場でアップが始まる前、『この期間は、もうどんな話でもいいから、お互いのコミュニケーションを取ってくれ』、と(言いました)。
・・・マージャンやるのも良し、とにかく、1人で部屋にいるよりも、誰かの部屋へ行って話したりとか、そういのを心がけてくれ、と。
で、あとは、チームとしての決まりごとっていうのは、首脳陣の方から話があるだろうから、それは絶対守ってくれ。・・・そういう話はしましたね。」
豊「で、そういうことはスムーズに行った?」
宮「んー、ま、ある程度、ですね、合宿期間中は。自分に言い聞かせてる部分も多少あったでしょうし。
練習試合が2試合あったんで、相手チームがどうこうっていうよりも、ノリがバントしたりとか、ああいうの(チームの連携)を本番前にみんなで確認できたっていうのは、よかったと思いますね。」
41: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)03:08:47 ID:mdW
【アテネでの選手のミーティング】
豊「・・・で、アテネに入った。アテネの印象ってどうだった?
・・・見る暇ないかぁ・・・。
練習あったよね、本球場使ったり。」
宮「・・・うーん。まずこれは、野球のことを考えて作った球場じゃないなーと。
太陽がモロ(目に)入ったり、風が強い所じゃないですか。だから、『大変になるなー』と。」
豊「外野の芝もあるしね」
宮「はい。『これはもうミス出るな』と。
だからその、ミスを出した後、というのが大事になってくると思いましたね。
予選の時はミスらしいミスは無かったですけど、今回は絶対出てくると思ったんで、『(問題は)そのあとだな』と感じましたね、グラウンドとか見て。」
豊「(アジア)予選の時、本番前にミーティングしたよね、で、今回も同じようにしたよね。その内容っていうのは、やっぱ違うの?」
宮「うーん。・・僕らは、『全勝で金』っていう風に期待されてたと思うんですよね。
もう勝って当たり前。
日本のプロで集めたんだから、金取って帰って来いよ、と。
そういう雰囲気は、選手全員が感じ取ってたと思うんで・・・」
豊「『9連勝で金』。」(ニヤニヤ)
宮「そうそうそう。」
豊「1敗もしない。」
宮「1敗もしない。できない。」
豊「・・・なるほど。」
宮「・・・だから、とにかく先のことは考えずに、目の前の一つ一つを取っていくのが大事だ、というのと、
・・・みんなで話したんですけど、『予選闘ったメンバーの気持ちも込めてやろう』、という話も出ましたし。
・・・で、(俺らは)日本の代表、日本プロ野球の代表だ、と。
ましてあの時は合併問題で揺れてましたので、夢を与える責任もある、と。
だからまぁ金メダル取れば、ファンもついてきてくれる可能性もあるし。
・・・ま、そういう話はしましたね。
『とにかく一つ一つ。格下も格上もない。一瞬たりとも気ぃ抜くな』と、いう話ですよね。」
豊「・・・で、アテネに入った。アテネの印象ってどうだった?
・・・見る暇ないかぁ・・・。
練習あったよね、本球場使ったり。」
宮「・・・うーん。まずこれは、野球のことを考えて作った球場じゃないなーと。
太陽がモロ(目に)入ったり、風が強い所じゃないですか。だから、『大変になるなー』と。」
豊「外野の芝もあるしね」
宮「はい。『これはもうミス出るな』と。
だからその、ミスを出した後、というのが大事になってくると思いましたね。
予選の時はミスらしいミスは無かったですけど、今回は絶対出てくると思ったんで、『(問題は)そのあとだな』と感じましたね、グラウンドとか見て。」
豊「(アジア)予選の時、本番前にミーティングしたよね、で、今回も同じようにしたよね。その内容っていうのは、やっぱ違うの?」
宮「うーん。・・僕らは、『全勝で金』っていう風に期待されてたと思うんですよね。
もう勝って当たり前。
日本のプロで集めたんだから、金取って帰って来いよ、と。
そういう雰囲気は、選手全員が感じ取ってたと思うんで・・・」
豊「『9連勝で金』。」(ニヤニヤ)
宮「そうそうそう。」
豊「1敗もしない。」
宮「1敗もしない。できない。」
豊「・・・なるほど。」
宮「・・・だから、とにかく先のことは考えずに、目の前の一つ一つを取っていくのが大事だ、というのと、
・・・みんなで話したんですけど、『予選闘ったメンバーの気持ちも込めてやろう』、という話も出ましたし。
・・・で、(俺らは)日本の代表、日本プロ野球の代表だ、と。
ましてあの時は合併問題で揺れてましたので、夢を与える責任もある、と。
だからまぁ金メダル取れば、ファンもついてきてくれる可能性もあるし。
・・・ま、そういう話はしましたね。
『とにかく一つ一つ。格下も格上もない。一瞬たりとも気ぃ抜くな』と、いう話ですよね。」
42: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)03:09:40 ID:mdW
【予選と本選~重圧の違い】
豊「アジア予選の時と、オリンピック行った時と。・・・緊張感というかプレッシャーも含めて、どっちが感じた?」
宮「予選の方が大きかったんじゃないすかねぇ。」
豊「それは何でだろうね?」
宮「・・・。やっぱ、オリンピックに出れないっていうのは、あり得ないですよね。今まで全部出てきてる訳ですし。」
豊「ということは、オリンピックに出られた、多少の“安堵感”というのはあったのかな?」
宮「いや、無かったですよ、予選終わった時はもちろんありましたけど。」
豊「オレはね、出発前、ミーティング前に中畑さんの部屋に行く時、当然ユニフォーム着て行くじゃない?
で、中畑さんに対して『また着てしまいましたよ、怖いですよ』って・・・(苦笑)」
宮「ははははは・・・。前の日僕もヨシノブとずっと喋ってましたよ、部屋で2人で。」
豊「怖かった?」
宮「怖かったですねぇ~。『明日からもう腹据えて、やるしかないぞぅ~~!!』」(←びびりで声が裏返っている)
豊「アジア予選の時と、オリンピック行った時と。・・・緊張感というかプレッシャーも含めて、どっちが感じた?」
宮「予選の方が大きかったんじゃないすかねぇ。」
豊「それは何でだろうね?」
宮「・・・。やっぱ、オリンピックに出れないっていうのは、あり得ないですよね。今まで全部出てきてる訳ですし。」
豊「ということは、オリンピックに出られた、多少の“安堵感”というのはあったのかな?」
宮「いや、無かったですよ、予選終わった時はもちろんありましたけど。」
豊「オレはね、出発前、ミーティング前に中畑さんの部屋に行く時、当然ユニフォーム着て行くじゃない?
で、中畑さんに対して『また着てしまいましたよ、怖いですよ』って・・・(苦笑)」
宮「ははははは・・・。前の日僕もヨシノブとずっと喋ってましたよ、部屋で2人で。」
豊「怖かった?」
宮「怖かったですねぇ~。『明日からもう腹据えて、やるしかないぞぅ~~!!』」(←びびりで声が裏返っている)
43: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)03:10:42 ID:mdW
そしてアテネ五輪本戦へ!
48: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)03:24:22 ID:mdW
【For the Flag ~金メダルへの戦い始まる】
豊「・・・いよいよ始まったよね、イタリア戦。・・・でも、コールドなんだよね。どうだった?」
宮「最初はもうイヤでイヤでたまんなかったですよ、試合始まる前っていうのは。
で、その時に、『ワクワクしてきた!』っていう選手がいたので、大したもんだなー!と思ったんですよ、そうやって思えるっていうのが。
僕はもう不安で不安でしょうがなかったんで。」
豊「・・・いよいよ始まったよね、イタリア戦。・・・でも、コールドなんだよね。どうだった?」
宮「最初はもうイヤでイヤでたまんなかったですよ、試合始まる前っていうのは。
で、その時に、『ワクワクしてきた!』っていう選手がいたので、大したもんだなー!と思ったんですよ、そうやって思えるっていうのが。
僕はもう不安で不安でしょうがなかったんで。」
49: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)03:25:30 ID:mdW
【宿敵キューバとの闘い】
豊「で、キューバ戦。・・松坂が、この、腕に。」
宮「当たりましたね。」
豊「どうだったあん時。マウンドへすぐ駆け寄って行ったでしょ。あいつ、何つったの?」
宮「いや、何も言ってないですよ、『大丈夫です大丈夫です』って。
相当痛いだろうなと思ったんですけど、でも、奴は絶対マウンドへ帰って来ると思ってましたよ、僕は。」
豊「オレは裏へ行って、『大輔、どうや?!』と。『いや、握力はしっかりしてるから大丈夫です』と。
・・・でも普通、戦闘意欲が無くなる時あるよねぇ、ああいう打球をモロに喰らうと。」
宮「そんな“タマ”やないですよ(笑)。」
豊「タマじゃないなぁ(笑)!その前以上に(投球が)良くなってるよねえ!!」
宮「だから・・・ほんとの“超一流”ですよねぇ~。・・・あの試合、僕もエラーしたんですけども。」
豊「したねぇ~(笑)。覚えてるよ。」
宮「大輔は『いや、キャプテンエラーしたから、点やるわけにはいかなかったです!』って・・・ははははは!!」
豊「何でおまえ、あんなに焦ったのかねー?」
宮「あれね、打ち方も泳いでたでしょ?で、足速いバッターだったんですよ。
で、1歩目スタートを、あんまり強く切るな切るな、と思ってたら・・、ポン!と出てしまった。
『もうあかん』て思ったんですよ。でも何とか!って思ったんですけど、もう全然・・・。(グラブにも)当たんなかったですよ。」
豊「あーんなエラー見たことない・・・って感じのエラー。」
宮「僕が凹んで帰ってんのにみな、『あ~、えーもん見たええもん見た!(笑)』」言うて。『あんなん見たことないから』って(苦笑)。」
豊「もう、1歩目スタート切った時、『あっ、やった!!』って思ったもん。
『どーしたんやあのスタート!?』って。笑ったよ。でも・・・そのくらい自分をコントロールできない部分もあるよね。」
宮「やっぱりあれがその・・・“日の丸”でしょうねぇ。」
豊「で、キューバ戦。・・松坂が、この、腕に。」
宮「当たりましたね。」
豊「どうだったあん時。マウンドへすぐ駆け寄って行ったでしょ。あいつ、何つったの?」
宮「いや、何も言ってないですよ、『大丈夫です大丈夫です』って。
相当痛いだろうなと思ったんですけど、でも、奴は絶対マウンドへ帰って来ると思ってましたよ、僕は。」
豊「オレは裏へ行って、『大輔、どうや?!』と。『いや、握力はしっかりしてるから大丈夫です』と。
・・・でも普通、戦闘意欲が無くなる時あるよねぇ、ああいう打球をモロに喰らうと。」
宮「そんな“タマ”やないですよ(笑)。」
豊「タマじゃないなぁ(笑)!その前以上に(投球が)良くなってるよねえ!!」
宮「だから・・・ほんとの“超一流”ですよねぇ~。・・・あの試合、僕もエラーしたんですけども。」
豊「したねぇ~(笑)。覚えてるよ。」
宮「大輔は『いや、キャプテンエラーしたから、点やるわけにはいかなかったです!』って・・・ははははは!!」
豊「何でおまえ、あんなに焦ったのかねー?」
宮「あれね、打ち方も泳いでたでしょ?で、足速いバッターだったんですよ。
で、1歩目スタートを、あんまり強く切るな切るな、と思ってたら・・、ポン!と出てしまった。
『もうあかん』て思ったんですよ。でも何とか!って思ったんですけど、もう全然・・・。(グラブにも)当たんなかったですよ。」
豊「あーんなエラー見たことない・・・って感じのエラー。」
宮「僕が凹んで帰ってんのにみな、『あ~、えーもん見たええもん見た!(笑)』」言うて。『あんなん見たことないから』って(苦笑)。」
豊「もう、1歩目スタート切った時、『あっ、やった!!』って思ったもん。
『どーしたんやあのスタート!?』って。笑ったよ。でも・・・そのくらい自分をコントロールできない部分もあるよね。」
宮「やっぱりあれがその・・・“日の丸”でしょうねぇ。」
50: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)03:27:38 ID:mdW
【予選でまさかの一敗】
豊「で、(予選の)オーストラリア戦。・・・その、オーストラリアの、申し訳ないけどデータが少なかったんだよね。
ミーティングらしいミーティングが、そんなに出来ずに向かわなきゃいけない。」
宮「はい。」
豊「でも、オーストラリアだから・・っていうのはなかった?」
宮「いやあのー。ちょっとあったんじゃないですかね。
『キューバに勝った』っていうのもあったですしね、前の日に。一番の難敵と思われる相手に勝って。」
豊「ちょっと抜けた部分がある?」
宮「多少あったと思いますね。」
豊「ただ、オレみんなに言ったの、覚えてる?『(日程的にきついから)練習はいいんじゃないか』っていう。
・・・でも、きっちりやりたい、っていう人が多くてね。『悔いは残したくない』っていう、それだったと思うんだけども。
・・・やっぱ、国際大会経験すると、練習しなくても試合に望めないと・・・」
宮「(きっぱりと)ダメですね。だから、あらゆる状況に対応していかないとダメですねぇー。」
豊「で、オーストラリア戦で、負けちゃうよねぇ。・・・その、最大の原因は、何だった?」
宮「うーん・・・・。どうなんですかねー。・・・あらゆる状況に対応しないといけない、という点で、劣ってましたよね。」
豊「オレが感じたのは、みんなが“舐めてた”。
・・いや、選手が舐めてたんじゃないよ、“裏が舐めてた”。
・・・だから、データもないし。選手に安心感とか勝つ情報を与えるのは、ミーティングじゃない?
『こうやったら勝てるよ、こうやったら打てるよ、こうやったら負けるよ』という。
・・・それが無かったでしょ?」
宮「はい。
・・・で、データが違ってたじゃないですか。
やっぱり、あらゆる状況に対応するという点で、日本に無かったのはそこじゃないですかね。
データが違ってたら違ったなりの対応をしないとダメなのが・・・」
豊「一回、同点に追いついてるからね」
宮「逆転したでしょ」
豊「あ、1点逆転か。」
宮「(福留)コースケがスリーラン打ったんで・・・。
あそこでキチッと立て直さないとダメですね。
だけどその間違ったデータを追っちゃったりとか、『違う、違う』で結局、その場その場で対応できなかったっていうのが、一番(の敗因)じゃないですかねぇ。」
豊「で、(予選の)オーストラリア戦。・・・その、オーストラリアの、申し訳ないけどデータが少なかったんだよね。
ミーティングらしいミーティングが、そんなに出来ずに向かわなきゃいけない。」
宮「はい。」
豊「でも、オーストラリアだから・・っていうのはなかった?」
宮「いやあのー。ちょっとあったんじゃないですかね。
『キューバに勝った』っていうのもあったですしね、前の日に。一番の難敵と思われる相手に勝って。」
豊「ちょっと抜けた部分がある?」
宮「多少あったと思いますね。」
豊「ただ、オレみんなに言ったの、覚えてる?『(日程的にきついから)練習はいいんじゃないか』っていう。
・・・でも、きっちりやりたい、っていう人が多くてね。『悔いは残したくない』っていう、それだったと思うんだけども。
・・・やっぱ、国際大会経験すると、練習しなくても試合に望めないと・・・」
宮「(きっぱりと)ダメですね。だから、あらゆる状況に対応していかないとダメですねぇー。」
豊「で、オーストラリア戦で、負けちゃうよねぇ。・・・その、最大の原因は、何だった?」
宮「うーん・・・・。どうなんですかねー。・・・あらゆる状況に対応しないといけない、という点で、劣ってましたよね。」
豊「オレが感じたのは、みんなが“舐めてた”。
・・いや、選手が舐めてたんじゃないよ、“裏が舐めてた”。
・・・だから、データもないし。選手に安心感とか勝つ情報を与えるのは、ミーティングじゃない?
『こうやったら勝てるよ、こうやったら打てるよ、こうやったら負けるよ』という。
・・・それが無かったでしょ?」
宮「はい。
・・・で、データが違ってたじゃないですか。
やっぱり、あらゆる状況に対応するという点で、日本に無かったのはそこじゃないですかね。
データが違ってたら違ったなりの対応をしないとダメなのが・・・」
豊「一回、同点に追いついてるからね」
宮「逆転したでしょ」
豊「あ、1点逆転か。」
宮「(福留)コースケがスリーラン打ったんで・・・。
あそこでキチッと立て直さないとダメですね。
だけどその間違ったデータを追っちゃったりとか、『違う、違う』で結局、その場その場で対応できなかったっていうのが、一番(の敗因)じゃないですかねぇ。」
51: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)03:29:14 ID:mdW
【敗戦後のチームの雰囲気】
豊「・・で、負けて帰った。・・・どうだった、選手は?」
宮「いや、僕はほんと、ショックだったですね。
オーストラリアを格下に見るのは違いますけど、やはり日本のプロ野球がオーストラリアに負けた、と。
・・・これはどういう風に見られるのか?・・・やっぱり“人の目”が正直、気になりましたね。
(日本では)どういう風に見るんだろう?
・・・だから、みんなに『たかが1敗と思うな』という話はしましたね。
『日本のプロ野球がオーストラリアに負けた。あと、残される道は、予選1位しかない。』と。
『予選1位で金しかない。全勝っていうのは無理になった。』と。」
豊「勝ってる時はさ、いろんなことが、消えるんだよね・・・。」
宮「消えますね。・・・負けると出てきますから」
豊「負けると出てきたねえ~~いろいろ!」
宮「その、データ一つにしてもそうでしょうし。」
豊「データもそうだし、選手間の・・・(言葉を飲み込む)」
宮「まあそうですね・・・(含みを込めて)」
豊「いろんな・・・思いもそうだしー。・・・腹に据えかねてたことがー・・・(笑)」
宮「はははは・・・」
豊「あー、出てきたしー。・・・で、当然それは耳に入ってたでしょ?」
宮「はい。」
豊「ま、相談もしたよね。あ、相談に“来た”のか。」
宮「はい。」
豊「でもま、やるしかないしね。
・・・選手がどういうミーティングをしてたかっていったら、“予選1位通過”と。
で、我々コーチは、『ああ、選手はそういうこと考えてるんだ・・』、と。
・・・でも、台湾戦始まって、3点リードされたでしょ。実は『よし!』と思ったの、オ・レ・は。(笑)」
宮「ふふふ。」
豊「・・で、負けて帰った。・・・どうだった、選手は?」
宮「いや、僕はほんと、ショックだったですね。
オーストラリアを格下に見るのは違いますけど、やはり日本のプロ野球がオーストラリアに負けた、と。
・・・これはどういう風に見られるのか?・・・やっぱり“人の目”が正直、気になりましたね。
(日本では)どういう風に見るんだろう?
・・・だから、みんなに『たかが1敗と思うな』という話はしましたね。
『日本のプロ野球がオーストラリアに負けた。あと、残される道は、予選1位しかない。』と。
『予選1位で金しかない。全勝っていうのは無理になった。』と。」
豊「勝ってる時はさ、いろんなことが、消えるんだよね・・・。」
宮「消えますね。・・・負けると出てきますから」
豊「負けると出てきたねえ~~いろいろ!」
宮「その、データ一つにしてもそうでしょうし。」
豊「データもそうだし、選手間の・・・(言葉を飲み込む)」
宮「まあそうですね・・・(含みを込めて)」
豊「いろんな・・・思いもそうだしー。・・・腹に据えかねてたことがー・・・(笑)」
宮「はははは・・・」
豊「あー、出てきたしー。・・・で、当然それは耳に入ってたでしょ?」
宮「はい。」
豊「ま、相談もしたよね。あ、相談に“来た”のか。」
宮「はい。」
豊「でもま、やるしかないしね。
・・・選手がどういうミーティングをしてたかっていったら、“予選1位通過”と。
で、我々コーチは、『ああ、選手はそういうこと考えてるんだ・・』、と。
・・・でも、台湾戦始まって、3点リードされたでしょ。実は『よし!』と思ったの、オ・レ・は。(笑)」
宮「ふふふ。」
52: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)03:30:56 ID:mdW
【勝利への執着心】
豊「(ここでもし日本が負けて台湾が勝てば)オーストラリアが予選通過できない、と。
台湾が来る、と。でも、台湾なら2回やったら絶対次は勝てると。
・・・それは感じなかった?『いや、絶対勝つんだ!』と思ってた?」
宮「(即答で)思ってましたね。」
豊「うーん・・・。
でも、そう思いながらもね、やっぱり選手が『予選1位通過しかない、それで金メダルを取る』というミーティングをした・・・いろいろ悩んだけども、だからミーティングしたのよ、6回に。」
宮「やりましたね。『エース立てて、負ける訳にはいかん!』と。」
豊「そうそうそう・・・。『見殺しにはしない!』と。」
宮「・・・はい。」
豊「で、ヨシノブがツーラン打った。・・同点に追いついた・・・」
宮「(感慨深い笑顔でしみじみと)・・・い~いチームじゃないすか、でも(ニッコリ)!」
豊「いや、いいチームだと思う。
金メダル取る過程の中で、ああいう試合は絶対取らなきゃいけないし、またああいう雰囲気の中で勝てたということは、
『あ、これはまた、豪州戦で負けてちょっとチームがぐらつき始めたけども、この試合でまた1つになってくれるかな?』
っていうのは感じたの。」
宮「うん。」
豊「だから、(本選で)オーストラリアに当たろうが何しようが、もう腹据えるしかない、っていうのは思ったの、その時はね。・・・それはどうだった?」
宮「あれ(台湾戦勝利)で予選通過もはっきり決まりましたし、僕の中ではあの試合が一番いい試合だったんじゃないかなと。
・・まあその、結果以外で考えると、ほんと日本の国民の方に、感動してもらえた試合じゃないかなと。」
豊「・・で、崩れかけた“輪”というものが、また1つになってた?選手は。」
宮「やっぱみんなプロですから。・・・ま、いろいろありましたけど、やっぱり目指すべきところはみんな判ってたと思うんで・・」
豊「(目指すところは)一緒だよね」
宮「はい。最後のヨシノブのヘッドスライディングもそうですし・・・もう普通に帰ってこれるのに(笑)ヘッドスライディングで帰ってきたりとか・・・。
そういう、みんなが必死な姿っていうのは僕の中にはあったんで、まあ油断はできないですけど、『金は無理』とは思わなかったですね。
いける!っていう気持ちはもちろんありましたね。」
豊「(ここでもし日本が負けて台湾が勝てば)オーストラリアが予選通過できない、と。
台湾が来る、と。でも、台湾なら2回やったら絶対次は勝てると。
・・・それは感じなかった?『いや、絶対勝つんだ!』と思ってた?」
宮「(即答で)思ってましたね。」
豊「うーん・・・。
でも、そう思いながらもね、やっぱり選手が『予選1位通過しかない、それで金メダルを取る』というミーティングをした・・・いろいろ悩んだけども、だからミーティングしたのよ、6回に。」
宮「やりましたね。『エース立てて、負ける訳にはいかん!』と。」
豊「そうそうそう・・・。『見殺しにはしない!』と。」
宮「・・・はい。」
豊「で、ヨシノブがツーラン打った。・・同点に追いついた・・・」
宮「(感慨深い笑顔でしみじみと)・・・い~いチームじゃないすか、でも(ニッコリ)!」
豊「いや、いいチームだと思う。
金メダル取る過程の中で、ああいう試合は絶対取らなきゃいけないし、またああいう雰囲気の中で勝てたということは、
『あ、これはまた、豪州戦で負けてちょっとチームがぐらつき始めたけども、この試合でまた1つになってくれるかな?』
っていうのは感じたの。」
宮「うん。」
豊「だから、(本選で)オーストラリアに当たろうが何しようが、もう腹据えるしかない、っていうのは思ったの、その時はね。・・・それはどうだった?」
宮「あれ(台湾戦勝利)で予選通過もはっきり決まりましたし、僕の中ではあの試合が一番いい試合だったんじゃないかなと。
・・まあその、結果以外で考えると、ほんと日本の国民の方に、感動してもらえた試合じゃないかなと。」
豊「・・で、崩れかけた“輪”というものが、また1つになってた?選手は。」
宮「やっぱみんなプロですから。・・・ま、いろいろありましたけど、やっぱり目指すべきところはみんな判ってたと思うんで・・」
豊「(目指すところは)一緒だよね」
宮「はい。最後のヨシノブのヘッドスライディングもそうですし・・・もう普通に帰ってこれるのに(笑)ヘッドスライディングで帰ってきたりとか・・・。
そういう、みんなが必死な姿っていうのは僕の中にはあったんで、まあ油断はできないですけど、『金は無理』とは思わなかったですね。
いける!っていう気持ちはもちろんありましたね。」
53: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)03:32:37 ID:mdW
【金メダルへの壁~再びオーストラリア戦】
豊「・・で、実際、準決勝が始まった。・・・どうだった。」
宮「あの試合が本当に一番怖かったですね。」
豊「怖いよな、負けたら終わりだからね。」
宮「豊さんに『怖いか?』って聞かれたの覚えてますもん。『いやもう、正直怖いです』って。
・・・アジア予選、オリンピック、と守ってて、『早くベンチに帰りたい!』と思ったのはあの試合ですよ。
『とにかく3つアウト取って早く帰りたい早く帰りたい!』と」
豊「始まって8試合目だよね。“疲労”という意味では、どうだった?」
宮「いや、それは確かにあったとは思うんですが、気持ちの部分で勝ってたんで、動ける動けないということでは、動けてたとは思います。」
豊「いや、動けてた。確かに40℃ぐらいあったんだけどさ、体調崩すとか、そういうこともそんなになかったし。みんなも動き良かったし。」
宮「はい。」
豊「・・・ただ、藤本がね、ちょっとバテてるかな?と・・・(笑)」
宮「あはははは!」
豊「(おどけた口調で)もうヘロヘロになってるかな?っていうのは(笑)・・・ちょっと心配だったんだけどさ。」
宮「ええ(笑)。」
豊「まあ・・・持ちこたえてくれてね・・。」
宮「はい。」
豊「・・一生懸命やってくれて。ムードメーカーにもなってくれて。あのチームのムードメーカーってのは、藤本じゃなかった?(和田)ベンちゃんと。」
宮「あのー。イジり易かったですからね(笑)。」
豊「でしょ?だから、『ああ、いい2遊間だなぁ』という風にこっちは見てたんだけども。・・・ま、藤本の時に、1つのチャンスが回ってくるんだよね、オーストラリア戦。」
宮「・・はい。」
豊「ピッチャー・ウィリアムス。・・・同じチームでやってるから、(打席に)立ったことない。・・・あの時に、中畑さんが、実はいっちばん、悩んだの。迷ったの。」
宮「・・・・・」(よく判っている、という風に何度も頷く)
豊「慎也はどう思った?正直に。」
宮「(きっぱりと)僕は正直に、相川、代打だと思いました。」
豊「うん。オレも、『あれっ!?動かないのか!?』っていうのは、思った。」
宮「(額に手を当てて熟考しながら)あそこは・・・ウィリアムスって、特殊なピッチャーじゃないですか。
やっぱり、軌道も分からなければ球速自体も分からないバッターが立つよりも、・・・あそこで使えるっていったら、マック金子か、(相川)亮二じゃないですか。」
豊「で、亮二がね、ずーーーっと良かったんだよね、フリーバッティングでも。」
宮「そうですね、良かったですね。・・・だから僕、ここは亮二やなと思ったんですけど、動かなかったんで、『あ、もうこりゃ敦士と心中やな』っていう風には思ったんですよ。」
豊「・・で、実際、準決勝が始まった。・・・どうだった。」
宮「あの試合が本当に一番怖かったですね。」
豊「怖いよな、負けたら終わりだからね。」
宮「豊さんに『怖いか?』って聞かれたの覚えてますもん。『いやもう、正直怖いです』って。
・・・アジア予選、オリンピック、と守ってて、『早くベンチに帰りたい!』と思ったのはあの試合ですよ。
『とにかく3つアウト取って早く帰りたい早く帰りたい!』と」
豊「始まって8試合目だよね。“疲労”という意味では、どうだった?」
宮「いや、それは確かにあったとは思うんですが、気持ちの部分で勝ってたんで、動ける動けないということでは、動けてたとは思います。」
豊「いや、動けてた。確かに40℃ぐらいあったんだけどさ、体調崩すとか、そういうこともそんなになかったし。みんなも動き良かったし。」
宮「はい。」
豊「・・・ただ、藤本がね、ちょっとバテてるかな?と・・・(笑)」
宮「あはははは!」
豊「(おどけた口調で)もうヘロヘロになってるかな?っていうのは(笑)・・・ちょっと心配だったんだけどさ。」
宮「ええ(笑)。」
豊「まあ・・・持ちこたえてくれてね・・。」
宮「はい。」
豊「・・一生懸命やってくれて。ムードメーカーにもなってくれて。あのチームのムードメーカーってのは、藤本じゃなかった?(和田)ベンちゃんと。」
宮「あのー。イジり易かったですからね(笑)。」
豊「でしょ?だから、『ああ、いい2遊間だなぁ』という風にこっちは見てたんだけども。・・・ま、藤本の時に、1つのチャンスが回ってくるんだよね、オーストラリア戦。」
宮「・・はい。」
豊「ピッチャー・ウィリアムス。・・・同じチームでやってるから、(打席に)立ったことない。・・・あの時に、中畑さんが、実はいっちばん、悩んだの。迷ったの。」
宮「・・・・・」(よく判っている、という風に何度も頷く)
豊「慎也はどう思った?正直に。」
宮「(きっぱりと)僕は正直に、相川、代打だと思いました。」
豊「うん。オレも、『あれっ!?動かないのか!?』っていうのは、思った。」
宮「(額に手を当てて熟考しながら)あそこは・・・ウィリアムスって、特殊なピッチャーじゃないですか。
やっぱり、軌道も分からなければ球速自体も分からないバッターが立つよりも、・・・あそこで使えるっていったら、マック金子か、(相川)亮二じゃないですか。」
豊「で、亮二がね、ずーーーっと良かったんだよね、フリーバッティングでも。」
宮「そうですね、良かったですね。・・・だから僕、ここは亮二やなと思ったんですけど、動かなかったんで、『あ、もうこりゃ敦士と心中やな』っていう風には思ったんですよ。」
54: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)03:34:52 ID:mdW
豊「・・・(試合後)帰ってね、中畑さんの部屋へ当然行って。
・・・で、中畑さんが開口一番、
『お前、敦士のところで、代打だと思ったか?』
って訊かれたから、正直に、
『僕は動くと思ってた』と。
・・・したら中畑さんが、
『敦士は、ここまでいっっっしょう懸命やってくれた。』と。
『勝たなきゃいけないのは分かる。』と。
『でも、本番になってから、アイツがずうーーー~~っっっと一生懸命やってくれて、結果も残してくれた。』と。
『オレは、なにかやってくれると思った。』と。」
宮「・・・・・・・・」
豊「・・・で、
『ウィリアムスも、藤本に対しての(対戦)データは無いはずだ』と。
『で、どっちかを考えた時に、ウィリアムスの方がイヤなんじゃないかな、と。藤本を知ってるだけに。・・・だから、オレは敢えて代えなかった。』と。
・・・・・って中畑さんが言った時に、『あ、この人は情(じょう)があるなぁ』と・・・。
ま、(逆に)非情になれないかも分からないけども。
で、やっぱもう、『それだったら、納得です』と。」
宮「いや、僕らもそれは、中畑さんが指揮を取ってるわけですから。
ま、監督は長嶋さんですけども、あそこの現場にいるボスは中畑さんですから。
も、それは仕方ないと思いますよ。」
豊「だから・・・『みんなも、分かってますよ。中畑さんが指揮を取ってるんだから、迷わないで下さい』と。
・・でもね、オレはその時、悔いが残ったのが・・・相談相手がいないんだよね!中畑さんの隣りに。」
宮「そうですね、すべてやらないといけない訳ですからね・・・」
豊「だからその時に、改めて感じた。
『ああ、3人のコーチだけでは・・・もう一人やっぱ要るんだったんだな』って・・・。
オレは中畑さんがものすごく可哀相でさ、それを聞いた時に・・・。
2人で決断すると強いものになるじゃない。
でも、オレに中畑さんが訊いてくるっていうのは・・・(苦い笑顔で)やっぱ迷ってたんだよね。」
宮「自分でも、何個か選択(肢)があったんでしょうね・・・」
豊「で、自分に言い聞かす為に、オレに言ったんだと思うんだけども。
だから・・・『ああー、可哀相なことしたな!』っていう、ものすごい悔いが残った。(切なそうな顔)」
宮「決断するのは一番上(の仕事)ですけど、・・・ま、迷ってる時っていうのは、話したいですよね。」
・・・で、中畑さんが開口一番、
『お前、敦士のところで、代打だと思ったか?』
って訊かれたから、正直に、
『僕は動くと思ってた』と。
・・・したら中畑さんが、
『敦士は、ここまでいっっっしょう懸命やってくれた。』と。
『勝たなきゃいけないのは分かる。』と。
『でも、本番になってから、アイツがずうーーー~~っっっと一生懸命やってくれて、結果も残してくれた。』と。
『オレは、なにかやってくれると思った。』と。」
宮「・・・・・・・・」
豊「・・・で、
『ウィリアムスも、藤本に対しての(対戦)データは無いはずだ』と。
『で、どっちかを考えた時に、ウィリアムスの方がイヤなんじゃないかな、と。藤本を知ってるだけに。・・・だから、オレは敢えて代えなかった。』と。
・・・・・って中畑さんが言った時に、『あ、この人は情(じょう)があるなぁ』と・・・。
ま、(逆に)非情になれないかも分からないけども。
で、やっぱもう、『それだったら、納得です』と。」
宮「いや、僕らもそれは、中畑さんが指揮を取ってるわけですから。
ま、監督は長嶋さんですけども、あそこの現場にいるボスは中畑さんですから。
も、それは仕方ないと思いますよ。」
豊「だから・・・『みんなも、分かってますよ。中畑さんが指揮を取ってるんだから、迷わないで下さい』と。
・・でもね、オレはその時、悔いが残ったのが・・・相談相手がいないんだよね!中畑さんの隣りに。」
宮「そうですね、すべてやらないといけない訳ですからね・・・」
豊「だからその時に、改めて感じた。
『ああ、3人のコーチだけでは・・・もう一人やっぱ要るんだったんだな』って・・・。
オレは中畑さんがものすごく可哀相でさ、それを聞いた時に・・・。
2人で決断すると強いものになるじゃない。
でも、オレに中畑さんが訊いてくるっていうのは・・・(苦い笑顔で)やっぱ迷ってたんだよね。」
宮「自分でも、何個か選択(肢)があったんでしょうね・・・」
豊「で、自分に言い聞かす為に、オレに言ったんだと思うんだけども。
だから・・・『ああー、可哀相なことしたな!』っていう、ものすごい悔いが残った。(切なそうな顔)」
宮「決断するのは一番上(の仕事)ですけど、・・・ま、迷ってる時っていうのは、話したいですよね。」
55: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)03:36:40 ID:mdW
豊「・・・でも、負けたね。・・・(苦笑)」
宮「負けましたねぇ。」
豊「イチゼロでね・・・。まさか完封されるとは思ってなかったけども。」
宮「・・・・・」
(悔しさを思い出したのか、下を向いて苦笑してから、くちびるを噛む宮本さん)
豊「やっぱそれが、国際試合であり、プレッシャーだったのかなと思うけども。」
宮「一発勝負ですね。」
豊「もうみんな、死んだ魚みたいな目になってたよね(笑)」
宮「もう日本に帰れないと思いましたもん。言ったでしょ?
『ほな、もう帰れないですよ、イタリアのプロリーグ行きますか』って・・・ホンマに思いましたからね(笑)。」
豊「でも、残されたことはあるんだよね、あと1試合(=3位決定戦)。」
宮「僕がみんなに最後に言ったのは、『俺らはプロだ。最後まで責任もってやろう』と。
『メダル無しでは帰れん』、と。
・・・もうその時点で帰れないんだけど(笑)、『とりあえず、銅は取ろうよ!』っていう話はしたんですけどね。」
豊「でもね・・・3位決定戦の時に、城島が言ったの。
試合前のロッカールームで笑い声がしてたのね。
『(びっくりした声で)豊さん、初めてですね、笑い声聞くのって!』
・・・その時に、『オレら(コーチ)が雰囲気を作れなかったんじゃないかな?』って思ったのよ。」
宮「ん~~~、いやそりゃあ。。。(否定しかけて)う~ん・・・」
豊「プレッシャープレッシャーっていうのは、もうみんな分かってることじゃない?
“選手をリラックスさせてやる”、それも大切なことなんじゃないかな、と。
『もっと楽しめよ』と。
『いいじゃないか、笑ったって何したって。とにかく勝たなきゃいけないのは分かる。でも、暗~い顔してやるのとはちょっと違うよ。みんな手足伸び伸びしてやろうよ!』と。
・・・そういう言葉がね、足りなかったんじゃないかなって。城島の言葉で、ハッと思った。」
宮「うーーん・・・」
豊「なんか、プレッシャープレッシャーって。絶対負けちゃいけないんだよと・・・そればっかりになってしまったんじゃないかな?っていうのがあるんだよ。」
宮「僕も確かにそういうのは感じました・・・リラックスするという部分で、僕も雰囲気が作れなかったのかな・・・。
でも、今回に関しては、それは仕方ないと思ったんですよ・・・今回全員プロで初めてオリンピックへ出て、絶対勝たなければいけない。
リラックスする部分はホテルに帰って自分の部屋とかですればそれでいい、と思ってたんですよ、僕は。」
宮「負けましたねぇ。」
豊「イチゼロでね・・・。まさか完封されるとは思ってなかったけども。」
宮「・・・・・」
(悔しさを思い出したのか、下を向いて苦笑してから、くちびるを噛む宮本さん)
豊「やっぱそれが、国際試合であり、プレッシャーだったのかなと思うけども。」
宮「一発勝負ですね。」
豊「もうみんな、死んだ魚みたいな目になってたよね(笑)」
宮「もう日本に帰れないと思いましたもん。言ったでしょ?
『ほな、もう帰れないですよ、イタリアのプロリーグ行きますか』って・・・ホンマに思いましたからね(笑)。」
豊「でも、残されたことはあるんだよね、あと1試合(=3位決定戦)。」
宮「僕がみんなに最後に言ったのは、『俺らはプロだ。最後まで責任もってやろう』と。
『メダル無しでは帰れん』、と。
・・・もうその時点で帰れないんだけど(笑)、『とりあえず、銅は取ろうよ!』っていう話はしたんですけどね。」
豊「でもね・・・3位決定戦の時に、城島が言ったの。
試合前のロッカールームで笑い声がしてたのね。
『(びっくりした声で)豊さん、初めてですね、笑い声聞くのって!』
・・・その時に、『オレら(コーチ)が雰囲気を作れなかったんじゃないかな?』って思ったのよ。」
宮「ん~~~、いやそりゃあ。。。(否定しかけて)う~ん・・・」
豊「プレッシャープレッシャーっていうのは、もうみんな分かってることじゃない?
“選手をリラックスさせてやる”、それも大切なことなんじゃないかな、と。
『もっと楽しめよ』と。
『いいじゃないか、笑ったって何したって。とにかく勝たなきゃいけないのは分かる。でも、暗~い顔してやるのとはちょっと違うよ。みんな手足伸び伸びしてやろうよ!』と。
・・・そういう言葉がね、足りなかったんじゃないかなって。城島の言葉で、ハッと思った。」
宮「うーーん・・・」
豊「なんか、プレッシャープレッシャーって。絶対負けちゃいけないんだよと・・・そればっかりになってしまったんじゃないかな?っていうのがあるんだよ。」
宮「僕も確かにそういうのは感じました・・・リラックスするという部分で、僕も雰囲気が作れなかったのかな・・・。
でも、今回に関しては、それは仕方ないと思ったんですよ・・・今回全員プロで初めてオリンピックへ出て、絶対勝たなければいけない。
リラックスする部分はホテルに帰って自分の部屋とかですればそれでいい、と思ってたんですよ、僕は。」
56: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)03:39:37 ID:mdW
【For the Flag ~最後の闘い】
豊「ただね、銅メダルを賭けたカナダ戦。・・・みんな伸び伸びやってたじゃない!(笑)」
宮「やってましたね!(笑)」
豊「『あ、なんでこういう野球ができないのかな!?』って。
みーんな思いっきり手足伸ばしていいプレーしてるし。動きはいいし。なんか気持ちは昂ぶってるし。
・・・『ああ、こういう雰囲気で9試合できたとしたら、金メダル取れたんじゃないかな』と。
・・・でも、それをさせないのが、オリンピックなのかなって、最後は思ったけどね。」
宮「やっぱりそういう、なんか吹っ切れた部分でああいう風になったと思うんですよ。
やっぱ最初からというのは、無理だと思いますね、ああいう舞台では。
・・・ま、そういう、初めてプロが出て、いろんな経験して、ガチガチになってやったり、吹っ切れてリラックスできたりとか・・・それをやっぱり伝えていかないと・・」
豊「経験すると、全然違うなぁー(笑)。」
宮「違いますねぇ~(笑)。
僕は、“銅”だったんで、責任は果たしてないと思ってるわけですよ。
いくらいい試合したって、僕らが求められてるのは“金”じゃないですか。
だから、“銅”は、僕の中ではやっぱり負けなんですよ、今でもね。
・・・でも、終わって、広島で、黒田とメシ食ったんですよ。
で、ヤツは言うんです、
『いや宮本さん、銅でよかったんですよ。』
『何でやねん、金の方がいいに決まっとるやないか!』
『いや宮本さん、それは違います。
・・・1週間くらい前に集まって、練習して。
それで金取ったら、みんな“簡単や”って思うんですよ。
・・・キューバなんか、もう一ヶ月間メンバー選考で、ずーーっと紅白戦やってメンバーを絞るわけじゃないですか。
日本は、6月終わりぐらいにメンバー決めて壮行試合ちょろっとやって。
で、1週間くらいイタリアで合宿して。
・・・あれで金取ったらダメですよ宮本さん。
そんな簡単なもんじゃないんです、国際試合は。
・・・だから“銅”という結果に終わって、次の北京オリンピックの時に、本当に日本の野球界は、もうちょっと考えるんじゃないですか?』
って。
・・黒田の意見も、ああ、なるほどなーと思ったんですよ。それを、僕らは責任を背負って次に伝えていけばいいわけで・・・」
豊「そうだね・・・まあ、あれで(金)取ったら、オレもいけないと思う。」
宮「ふふふ・・・(微笑)」
豊「なんでかというとね、もっっっと準備しておくことが、たっくさんある!オリンピック行く前に。」
宮「そうですね。」
豊「だから、メダリストというのは、凄いと思うよ。ヤワラちゃんと一緒に見に行ったよね。
凄いよやっぱ彼女は。あの小さい体が畳の上で、デカイもん!それとあの自信ね。
決勝だっていうのに、あの気合い。あれだけの動きができるっていうのは凄い。
我々はそういう動きが出来なかったんだから。やっぱ経験がなかったということだよ。」
宮「そうですね、ヤワラちゃんにしたって2回決勝で負けてるわけですからねぇ、そのあとに2回、金、金ですからね。」
豊「ただね、銅メダルを賭けたカナダ戦。・・・みんな伸び伸びやってたじゃない!(笑)」
宮「やってましたね!(笑)」
豊「『あ、なんでこういう野球ができないのかな!?』って。
みーんな思いっきり手足伸ばしていいプレーしてるし。動きはいいし。なんか気持ちは昂ぶってるし。
・・・『ああ、こういう雰囲気で9試合できたとしたら、金メダル取れたんじゃないかな』と。
・・・でも、それをさせないのが、オリンピックなのかなって、最後は思ったけどね。」
宮「やっぱりそういう、なんか吹っ切れた部分でああいう風になったと思うんですよ。
やっぱ最初からというのは、無理だと思いますね、ああいう舞台では。
・・・ま、そういう、初めてプロが出て、いろんな経験して、ガチガチになってやったり、吹っ切れてリラックスできたりとか・・・それをやっぱり伝えていかないと・・」
豊「経験すると、全然違うなぁー(笑)。」
宮「違いますねぇ~(笑)。
僕は、“銅”だったんで、責任は果たしてないと思ってるわけですよ。
いくらいい試合したって、僕らが求められてるのは“金”じゃないですか。
だから、“銅”は、僕の中ではやっぱり負けなんですよ、今でもね。
・・・でも、終わって、広島で、黒田とメシ食ったんですよ。
で、ヤツは言うんです、
『いや宮本さん、銅でよかったんですよ。』
『何でやねん、金の方がいいに決まっとるやないか!』
『いや宮本さん、それは違います。
・・・1週間くらい前に集まって、練習して。
それで金取ったら、みんな“簡単や”って思うんですよ。
・・・キューバなんか、もう一ヶ月間メンバー選考で、ずーーっと紅白戦やってメンバーを絞るわけじゃないですか。
日本は、6月終わりぐらいにメンバー決めて壮行試合ちょろっとやって。
で、1週間くらいイタリアで合宿して。
・・・あれで金取ったらダメですよ宮本さん。
そんな簡単なもんじゃないんです、国際試合は。
・・・だから“銅”という結果に終わって、次の北京オリンピックの時に、本当に日本の野球界は、もうちょっと考えるんじゃないですか?』
って。
・・黒田の意見も、ああ、なるほどなーと思ったんですよ。それを、僕らは責任を背負って次に伝えていけばいいわけで・・・」
豊「そうだね・・・まあ、あれで(金)取ったら、オレもいけないと思う。」
宮「ふふふ・・・(微笑)」
豊「なんでかというとね、もっっっと準備しておくことが、たっくさんある!オリンピック行く前に。」
宮「そうですね。」
豊「だから、メダリストというのは、凄いと思うよ。ヤワラちゃんと一緒に見に行ったよね。
凄いよやっぱ彼女は。あの小さい体が畳の上で、デカイもん!それとあの自信ね。
決勝だっていうのに、あの気合い。あれだけの動きができるっていうのは凄い。
我々はそういう動きが出来なかったんだから。やっぱ経験がなかったということだよ。」
宮「そうですね、ヤワラちゃんにしたって2回決勝で負けてるわけですからねぇ、そのあとに2回、金、金ですからね。」
57: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)03:40:36 ID:hIX
>“銅”という結果に終わって、次の北京オリンピックの時に、本当に日本の野球界は、もうちょっと考えるんじゃないですか
なお考えなかった模様
なお考えなかった模様
58: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)03:41:43 ID:mdW
豊「・・・表彰式行ったでしょ。で、我々日本が最初に表彰台上がったよね、3位で。みんなメダルをかけてもらって。
ああ、メダリストってやっぱ凄いんだなっていうのは、そこでは思ったし、メダル無しよりはあった方がいいと。
で、ベンちゃんの頭に月桂樹をかけた時には・・・」
宮「ふはははは!!(爆笑)」(←何があったのか是非知りたいものです・・・残念。)
豊「大笑いしてたしね。
ま、これで終わるんだ、と。
納得しなきいけない、と。
・・で、オーストラリア。銀メダルをかけてもらってた。
・・・『悔しいなーー!!今度会った時にはぜーったいやり返してやる!!』とか思って・・・で、キューバが上がった。
金メダル。
・・・銅と銀は見えなくなったよ!!あの輝きを見た時に。
『あっ、こぉれはやっぱ、金を取らなきゃいかん!!』と思った(笑)。」
宮「僕らもね、最初に表彰台に上がった時に、『あ、いいもんだな』って思ったんですよ。」
豊「でしょ?オレも誇らしく思ったもん。」
宮「で、次オーストラリア、1チーム挟むから見えないですよね、なんとも思わなかったですよ。
・・・ほな、次キューバですよ。
目の前、金メダル通っていったんですよ。
『うわあ~っ、ええ色やなあ~~っ!!!』思って・・・(笑)
・・・やっぱ、あれ取らなあかんなーと思った。」
豊「それでね、表彰式行く時の顔つきと、帰ってきた時の顔つきが、みんな変わったんだよね。
悔しそ~な顔で帰ってきたの。
『あ、これは、将来につながる』、と思った。」
宮「ええ。」
豊「長嶋監督が“野球の伝道師伝道師”って言ってたじゃない?
『あ、こいつらやっぱり伝道師なんだ』って、あの悔しそうな顔見て思ったよ。
やっぱり金じゃなきゃダメなんだって。」
宮「思いましたね。表彰式を待つ間、決勝戦をちょっと見たじゃないですか。
あれは、『ここに立ちたかったなぁ~』って思いましたねぇ・・・(しみじみ)」
豊「ああ・・・やっぱり、ファイナルっていいよな~」
宮「いいですねぇ。
ファイナルを見た時にはほんとに、
『はぁー。38(才)か北京は・・・』
って思いましたね、へへへへへ。」
豊「お前、乾杯の時に『次は北京だ!!』って言ってたじゃない!
やる気あるんだろ?ちょっとは」
宮「いやあ~、でも・・・。チャンスがあれば、ね。」
豊「もうプレーイングコーチでもいいし、何でもできるしさ。まだ現役であればね。」
ああ、メダリストってやっぱ凄いんだなっていうのは、そこでは思ったし、メダル無しよりはあった方がいいと。
で、ベンちゃんの頭に月桂樹をかけた時には・・・」
宮「ふはははは!!(爆笑)」(←何があったのか是非知りたいものです・・・残念。)
豊「大笑いしてたしね。
ま、これで終わるんだ、と。
納得しなきいけない、と。
・・で、オーストラリア。銀メダルをかけてもらってた。
・・・『悔しいなーー!!今度会った時にはぜーったいやり返してやる!!』とか思って・・・で、キューバが上がった。
金メダル。
・・・銅と銀は見えなくなったよ!!あの輝きを見た時に。
『あっ、こぉれはやっぱ、金を取らなきゃいかん!!』と思った(笑)。」
宮「僕らもね、最初に表彰台に上がった時に、『あ、いいもんだな』って思ったんですよ。」
豊「でしょ?オレも誇らしく思ったもん。」
宮「で、次オーストラリア、1チーム挟むから見えないですよね、なんとも思わなかったですよ。
・・・ほな、次キューバですよ。
目の前、金メダル通っていったんですよ。
『うわあ~っ、ええ色やなあ~~っ!!!』思って・・・(笑)
・・・やっぱ、あれ取らなあかんなーと思った。」
豊「それでね、表彰式行く時の顔つきと、帰ってきた時の顔つきが、みんな変わったんだよね。
悔しそ~な顔で帰ってきたの。
『あ、これは、将来につながる』、と思った。」
宮「ええ。」
豊「長嶋監督が“野球の伝道師伝道師”って言ってたじゃない?
『あ、こいつらやっぱり伝道師なんだ』って、あの悔しそうな顔見て思ったよ。
やっぱり金じゃなきゃダメなんだって。」
宮「思いましたね。表彰式を待つ間、決勝戦をちょっと見たじゃないですか。
あれは、『ここに立ちたかったなぁ~』って思いましたねぇ・・・(しみじみ)」
豊「ああ・・・やっぱり、ファイナルっていいよな~」
宮「いいですねぇ。
ファイナルを見た時にはほんとに、
『はぁー。38(才)か北京は・・・』
って思いましたね、へへへへへ。」
豊「お前、乾杯の時に『次は北京だ!!』って言ってたじゃない!
やる気あるんだろ?ちょっとは」
宮「いやあ~、でも・・・。チャンスがあれば、ね。」
豊「もうプレーイングコーチでもいいし、何でもできるしさ。まだ現役であればね。」
59: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)03:42:53 ID:mdW
【感動・長嶋監督の出迎え】
豊「で、伝道師として指名されて、オリンピック行って。
ま、結果的に銅メダルと。帰りはみんな、足どり重かったよね・・・。
みんな疲れ切って。・・・でも、成田でホテルに着いた時、監督待っててくれたよね。嬉しかったなあ~。」
宮「はい、嬉しかったですねぇー!!ほんとに、ちょっと救われた部分もありましたね。」
豊「なあ。
・・・中畑さんも、
『オレ、どうやって監督に銅メダルの報告したらいいんだ、連絡も何も取れない』
って涙ぐんでたからねぇ。
・・・うーん、でもみんな同じ気持ちだったと思う。」
宮「も、ほんと嬉しかったですねぇー。たぶん、まだ万全に外に出られる状況ではなかったのにですね、ああやって来て頂いて。」
豊「で、笑顔がねぇ~(ニコニコ)」
宮「もう、忘れられないですねぇ。ちょっと思い出したら僕もうるっときそうな・・・。」
豊「おい、誰かメダル持って行ったか!?って言ったら、『メダル見せてきますよ』って、行ったなあ・・」
宮「僕とヨシノブでね。そのメダル見せた時に、こう、監督さんがこうやって持って、
『おっ、結構重いんだな~』
って言いながら・・・その時の笑顔もちょっと忘れられないですねー。」
豊「でも、それ以上に、重いよな~。」
宮「はい。・・・と、思いますねえ・・・。」
豊「で、伝道師として指名されて、オリンピック行って。
ま、結果的に銅メダルと。帰りはみんな、足どり重かったよね・・・。
みんな疲れ切って。・・・でも、成田でホテルに着いた時、監督待っててくれたよね。嬉しかったなあ~。」
宮「はい、嬉しかったですねぇー!!ほんとに、ちょっと救われた部分もありましたね。」
豊「なあ。
・・・中畑さんも、
『オレ、どうやって監督に銅メダルの報告したらいいんだ、連絡も何も取れない』
って涙ぐんでたからねぇ。
・・・うーん、でもみんな同じ気持ちだったと思う。」
宮「も、ほんと嬉しかったですねぇー。たぶん、まだ万全に外に出られる状況ではなかったのにですね、ああやって来て頂いて。」
豊「で、笑顔がねぇ~(ニコニコ)」
宮「もう、忘れられないですねぇ。ちょっと思い出したら僕もうるっときそうな・・・。」
豊「おい、誰かメダル持って行ったか!?って言ったら、『メダル見せてきますよ』って、行ったなあ・・」
宮「僕とヨシノブでね。そのメダル見せた時に、こう、監督さんがこうやって持って、
『おっ、結構重いんだな~』
って言いながら・・・その時の笑顔もちょっと忘れられないですねー。」
豊「でも、それ以上に、重いよな~。」
宮「はい。・・・と、思いますねえ・・・。」
60: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)03:44:22 ID:mdW
【キャプテンとして得たもの】
豊「・・・伝道師として、予選、アテネ。キャプテンをずーっとやってきて。・・・何を得た?」
宮「う~~ん・・・」
豊「ただ苦しかったっていうだけでもいいし(笑)」
宮「僕が成長させてもらえる教材というか、まあ、あとは僕が生かすかどうかなんですけど・・・」
豊「生かさなきゃダメなんだよ、伝道師なんだから」
宮「はい。その、教材を頂きましたねぇー。
・・・プレーのことで言うと、やっぱり、一つ一つのプレーを気を抜かずにやること。
シーズン長いですけども、アテネ帰ってから意識的に、内野ゴロを打った時の全力疾走とかっていうのは、ほんともう一生懸命にやりましたし。
・・・そういう部分で、“一生懸命”っていうのはすごい大切なことだと思いましたね。
・・・あとはその、プレー以外でいうと、ほんとに奥深いところまで、相手のことを考えてとか、相手をしっかり見て行動しないと、傷つけたり、ついてこなかったりとかですね・・
ほんとに気持ちを込めて相手を見たり接したりしないと、伝わらないんだな、というのは、感じましたね。」
豊「まあ、一生懸命さが、一番感動を与えるからね。
・・・だからみんな言ってたけども、結果は銅に終わったけどね、感動は一番与えたんじゃないかと。
・・・ま、それだけじゃいけないんだけどさ。」
宮「はい。」
豊「でもオレは、銅だからといって恥かしい結果じゃなかったと思う。
内容はね。
・・・ただまあ、『内容じゃないんだ、結果がすべてなんだ』と、言ってしまえばそれまでかも分かんないけど。
それまでのプロセスとすれば、オレはほんっっとに選手は頑張ったと思うし・・・。
アテネから帰ってね、例えば放送席から見てて、やっぱ伝道師たちがプレーしてるのを見ると、ものすっごく愛情が湧くんだよね。(笑)いやほんとに。」
宮「んふふふ・・・(笑)。チームメイトっていう感覚がもうほんとにあるんで、やっぱ対戦しづらいですよね、ピッチャーなんか特に。」
豊「・・・伝道師として、予選、アテネ。キャプテンをずーっとやってきて。・・・何を得た?」
宮「う~~ん・・・」
豊「ただ苦しかったっていうだけでもいいし(笑)」
宮「僕が成長させてもらえる教材というか、まあ、あとは僕が生かすかどうかなんですけど・・・」
豊「生かさなきゃダメなんだよ、伝道師なんだから」
宮「はい。その、教材を頂きましたねぇー。
・・・プレーのことで言うと、やっぱり、一つ一つのプレーを気を抜かずにやること。
シーズン長いですけども、アテネ帰ってから意識的に、内野ゴロを打った時の全力疾走とかっていうのは、ほんともう一生懸命にやりましたし。
・・・そういう部分で、“一生懸命”っていうのはすごい大切なことだと思いましたね。
・・・あとはその、プレー以外でいうと、ほんとに奥深いところまで、相手のことを考えてとか、相手をしっかり見て行動しないと、傷つけたり、ついてこなかったりとかですね・・
ほんとに気持ちを込めて相手を見たり接したりしないと、伝わらないんだな、というのは、感じましたね。」
豊「まあ、一生懸命さが、一番感動を与えるからね。
・・・だからみんな言ってたけども、結果は銅に終わったけどね、感動は一番与えたんじゃないかと。
・・・ま、それだけじゃいけないんだけどさ。」
宮「はい。」
豊「でもオレは、銅だからといって恥かしい結果じゃなかったと思う。
内容はね。
・・・ただまあ、『内容じゃないんだ、結果がすべてなんだ』と、言ってしまえばそれまでかも分かんないけど。
それまでのプロセスとすれば、オレはほんっっとに選手は頑張ったと思うし・・・。
アテネから帰ってね、例えば放送席から見てて、やっぱ伝道師たちがプレーしてるのを見ると、ものすっごく愛情が湧くんだよね。(笑)いやほんとに。」
宮「んふふふ・・・(笑)。チームメイトっていう感覚がもうほんとにあるんで、やっぱ対戦しづらいですよね、ピッチャーなんか特に。」
61: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)03:46:11 ID:mdW
【キャプテンから未来のプロ野球へ】
豊「・・慎也はこうして全日本のキャプテンもやったし、全日本のキャプテンということは、プロ野球をある程度、引っ張っていかなきゃいけない立場の人間になったと思うんだよね。
で、そういう立場から、“これからのプロ野球”ということを考えてみてね。
どういう風に変えていき、どうしていかなきゃいけないか、ということをさ・・・ま、最後に。」
宮「・・・今年はプロ野球界にいろんなことがあったんで。
球団削減だったり、ま、なんとか12球団で来年もできるようになったんですけど、もうすべてこれ、ファンのおかげだと思ってます。
ほんと、今年助けて頂いたので、ファンの方々には。
どんどんお客さんも入らなくなってきてますし、やっぱりもっともっとファンを大事にしないといけないです。
サイン求められたら、時間の許す限りするべきでしょうし。
・・・あと、違った方面で、社会貢献だとかいうのは、積極的にするべきだと思いますねぇ。
あとは、うーん、プレーに関して言うとですね、やっぱり『一つ一つのプレーを、全力ですること』が感動を与える、ということにつながると思いますので。
・・・ほんと、走らなくなる選手がいますんで(苦笑)。
内野ゴロでも、自分のできる限り走るという、そういう一生懸命なプレーで、またファンのみなさんが球場に足を運んでくれると思いますし、
ホームラン打ったとか三振取ったとかいう以外の部分で、もっと一生懸命さっていうのは、大事になってくるんじゃないですかねぇ・・・。」
豊「球団もファンサービスをいろいろ考えるけど、やっぱり、『抜かないプレー』が一番のファンサービスだよね。」
宮「ファンも見てなさそうな部分で、一生懸命やるっていうのは、やっぱり大事なことだと思いますし・・・。
打席立ったらみんな一生懸命やるわけで。アウトになりそうなのが分かったら抜くんでは、いい選手ではないと思いますので・・・。」
豊「あるよねー。絶対あるよね、ところどころでね。」
宮「それをやっぱり無くしていかないと、真剣勝負という部分で、何かが欠けますよね。
だからそういう、細かい部分を一所懸命やっていくっていうのが、大事だと思います。」
豊「予選、オリンピックと、キャプテンを勤めてくれて、一応一段落終えたけども、伝道師としての仕事はまだ残ってるから。ね!」
宮「はい。」
豊「これからも頑張って下さい。」
宮「はい、ありがとうございます。」
(2人、握手)
豊「・・慎也はこうして全日本のキャプテンもやったし、全日本のキャプテンということは、プロ野球をある程度、引っ張っていかなきゃいけない立場の人間になったと思うんだよね。
で、そういう立場から、“これからのプロ野球”ということを考えてみてね。
どういう風に変えていき、どうしていかなきゃいけないか、ということをさ・・・ま、最後に。」
宮「・・・今年はプロ野球界にいろんなことがあったんで。
球団削減だったり、ま、なんとか12球団で来年もできるようになったんですけど、もうすべてこれ、ファンのおかげだと思ってます。
ほんと、今年助けて頂いたので、ファンの方々には。
どんどんお客さんも入らなくなってきてますし、やっぱりもっともっとファンを大事にしないといけないです。
サイン求められたら、時間の許す限りするべきでしょうし。
・・・あと、違った方面で、社会貢献だとかいうのは、積極的にするべきだと思いますねぇ。
あとは、うーん、プレーに関して言うとですね、やっぱり『一つ一つのプレーを、全力ですること』が感動を与える、ということにつながると思いますので。
・・・ほんと、走らなくなる選手がいますんで(苦笑)。
内野ゴロでも、自分のできる限り走るという、そういう一生懸命なプレーで、またファンのみなさんが球場に足を運んでくれると思いますし、
ホームラン打ったとか三振取ったとかいう以外の部分で、もっと一生懸命さっていうのは、大事になってくるんじゃないですかねぇ・・・。」
豊「球団もファンサービスをいろいろ考えるけど、やっぱり、『抜かないプレー』が一番のファンサービスだよね。」
宮「ファンも見てなさそうな部分で、一生懸命やるっていうのは、やっぱり大事なことだと思いますし・・・。
打席立ったらみんな一生懸命やるわけで。アウトになりそうなのが分かったら抜くんでは、いい選手ではないと思いますので・・・。」
豊「あるよねー。絶対あるよね、ところどころでね。」
宮「それをやっぱり無くしていかないと、真剣勝負という部分で、何かが欠けますよね。
だからそういう、細かい部分を一所懸命やっていくっていうのが、大事だと思います。」
豊「予選、オリンピックと、キャプテンを勤めてくれて、一応一段落終えたけども、伝道師としての仕事はまだ残ってるから。ね!」
宮「はい。」
豊「これからも頑張って下さい。」
宮「はい、ありがとうございます。」
(2人、握手)
62: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)03:47:16 ID:mdW
【コーチからキャプテンへ~感謝の手紙】
豊「最後に、手紙から始まったんで、私からの手紙を渡して、終わりにしたいと思います。」
(懐から一枚の折りたたんだ便箋を取り出し、渡す)
宮「すいません(汗)。・・・これ、今読んだ方がいいですか?」
豊「まぁ、目を通してもらえれば・・」
(ニコニコと黙読する宮本さん)
宮「はい・・・ちょっとこれ、泣きそうですね・・・ありがとうございます。」
豊「そお?」
宮「泣きませんけどね、はっはっはっはっは!」
豊「これ、もうちょっと(試合が)終わった間近だったらねー」
宮「そうですね、いやでも・・・ありがとうございます、ほんとに・・・。」
(2人、立ち上がって再度握手)
~以下、番組最後に映し出された、パソコン画面の手紙の文面より~
「キャプテンへ
とにかく、ご苦労様という言葉以外、思い当たる言葉がありません。
キャプテンという重圧の中での仲間への気遣いは本当に見事でした。
銅メダルを決めた試合後、貴方は涙を流しましたね。
その涙は、悔しいとか嬉しいとかの涙ではなく、
すべてが終わったという安堵の気持ちからだったのでしょう。
慰めや同情の言葉は、貴方にはいらない。
ただ、ただ、ご苦労様という言葉で締めくくってあげたい。
キャプテン、貴方の胸には金メダルをかけてあげたかった。
どうか、これからも伝道師の1人として
野球界を支えていって下さい。
高木豊 」
【END】
豊「最後に、手紙から始まったんで、私からの手紙を渡して、終わりにしたいと思います。」
(懐から一枚の折りたたんだ便箋を取り出し、渡す)
宮「すいません(汗)。・・・これ、今読んだ方がいいですか?」
豊「まぁ、目を通してもらえれば・・」
(ニコニコと黙読する宮本さん)
宮「はい・・・ちょっとこれ、泣きそうですね・・・ありがとうございます。」
豊「そお?」
宮「泣きませんけどね、はっはっはっはっは!」
豊「これ、もうちょっと(試合が)終わった間近だったらねー」
宮「そうですね、いやでも・・・ありがとうございます、ほんとに・・・。」
(2人、立ち上がって再度握手)
~以下、番組最後に映し出された、パソコン画面の手紙の文面より~
「キャプテンへ
とにかく、ご苦労様という言葉以外、思い当たる言葉がありません。
キャプテンという重圧の中での仲間への気遣いは本当に見事でした。
銅メダルを決めた試合後、貴方は涙を流しましたね。
その涙は、悔しいとか嬉しいとかの涙ではなく、
すべてが終わったという安堵の気持ちからだったのでしょう。
慰めや同情の言葉は、貴方にはいらない。
ただ、ただ、ご苦労様という言葉で締めくくってあげたい。
キャプテン、貴方の胸には金メダルをかけてあげたかった。
どうか、これからも伝道師の1人として
野球界を支えていって下さい。
高木豊 」
【END】
63: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)03:52:13 ID:mdW
投手
11 清水直行 千葉ロッテマリーンズ ⇒引退
13 岩瀬仁紀 中日ドラゴンズ ⇒現役
15 黒田博樹 広島東洋カープ ⇒現役
16 安藤優也 阪神タイガース ⇒現役
17 三浦大輔 横浜ベイスターズ ⇒現役
18 松坂大輔 西武ライオンズ ⇒現役
19 上原浩治 読売ジャイアンツ ⇒現役
20 岩隈久志 大阪近鉄バファローズ ⇒現役
21 和田毅 福岡ダイエーホークス ⇒現役
30 小林雅英 千葉ロッテマリーンズ ⇒引退
61 石井弘寿 ヤクルトスワローズ ⇒引退
捕手
9 城島健司 福岡ダイエーホークス ⇒引退
59 相川亮二 横浜ベイスターズ ⇒現役
内野手
2 小笠原道大 北海道日本ハムファイターズ ⇒引退
5 中村紀洋 大阪近鉄バファローズ ⇒不明
6 宮本慎也 ヤクルトスワローズ ⇒引退
8 金子誠 北海道日本ハムファイターズ ⇒引退
25 藤本敦士 阪神タイガース ⇒引退
外野手
1 福留孝介 中日ドラゴンズ ⇒現役
10 谷佳知 オリックス・ブルーウェーブ ⇒引退
23 村松有人 オリックス・ブルーウェーブ ⇒引退
24 高橋由伸 読売ジャイアンツ ⇒引退
27 木村拓也 広島東洋カープ ⇒引退
55 和田一浩 西武ライオンズ ⇒引退
予選で出場してたけど、本戦で選ばれなかった選手
赤星憲広 阪神タイガース(※怪我により出場辞退)⇒引退
木佐貫洋 読売ジャイアンツ ⇒引退
谷繁元信 中日ドラゴンズ ⇒引退
二岡智宏 読売ジャイアンツ ⇒引退
井端弘和 中日ドラゴンズ ⇒引退
松井稼頭央 ニューヨーク・メッツ ⇒現役
もう現役が11人になってしまった、アテネ代表。
11 清水直行 千葉ロッテマリーンズ ⇒引退
13 岩瀬仁紀 中日ドラゴンズ ⇒現役
15 黒田博樹 広島東洋カープ ⇒現役
16 安藤優也 阪神タイガース ⇒現役
17 三浦大輔 横浜ベイスターズ ⇒現役
18 松坂大輔 西武ライオンズ ⇒現役
19 上原浩治 読売ジャイアンツ ⇒現役
20 岩隈久志 大阪近鉄バファローズ ⇒現役
21 和田毅 福岡ダイエーホークス ⇒現役
30 小林雅英 千葉ロッテマリーンズ ⇒引退
61 石井弘寿 ヤクルトスワローズ ⇒引退
捕手
9 城島健司 福岡ダイエーホークス ⇒引退
59 相川亮二 横浜ベイスターズ ⇒現役
内野手
2 小笠原道大 北海道日本ハムファイターズ ⇒引退
5 中村紀洋 大阪近鉄バファローズ ⇒不明
6 宮本慎也 ヤクルトスワローズ ⇒引退
8 金子誠 北海道日本ハムファイターズ ⇒引退
25 藤本敦士 阪神タイガース ⇒引退
外野手
1 福留孝介 中日ドラゴンズ ⇒現役
10 谷佳知 オリックス・ブルーウェーブ ⇒引退
23 村松有人 オリックス・ブルーウェーブ ⇒引退
24 高橋由伸 読売ジャイアンツ ⇒引退
27 木村拓也 広島東洋カープ ⇒引退
55 和田一浩 西武ライオンズ ⇒引退
予選で出場してたけど、本戦で選ばれなかった選手
赤星憲広 阪神タイガース(※怪我により出場辞退)⇒引退
木佐貫洋 読売ジャイアンツ ⇒引退
谷繁元信 中日ドラゴンズ ⇒引退
二岡智宏 読売ジャイアンツ ⇒引退
井端弘和 中日ドラゴンズ ⇒引退
松井稼頭央 ニューヨーク・メッツ ⇒現役
もう現役が11人になってしまった、アテネ代表。
65: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)03:53:19 ID:mdW
以上です。
2004・11.28 フジテレビ739放送
プロ野球ニュースpresents MESSAGE from baseball 宮本慎也×高木豊対談 at 札幌ドーム “日の丸の重み”より。
引用は、http://photon.pekori.to/tigers/report/miyamoto.htmから。
2004・11.28 フジテレビ739放送
プロ野球ニュースpresents MESSAGE from baseball 宮本慎也×高木豊対談 at 札幌ドーム “日の丸の重み”より。
引用は、http://photon.pekori.to/tigers/report/miyamoto.htmから。
68: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)04:01:23 ID:mdW
ワイ個人的には、今の日本代表侍ジャパンに、この精神は引き継がれてると思うわ
そして中畑清という監督代行は、将としては甘くてあかんかもしれんけど、ワイはほんまに好きや。
野球人としてはベイスで復活したと思うし、まだまだ指導者として頑張ってほしいね。
これから先、宮本や豊さんや由伸や黒田や城島やWADAさんや小笠原が指導者としていろいろやってくことになると思うけど、応援したいね。
ほなおやすみやで
そして中畑清という監督代行は、将としては甘くてあかんかもしれんけど、ワイはほんまに好きや。
野球人としてはベイスで復活したと思うし、まだまだ指導者として頑張ってほしいね。
これから先、宮本や豊さんや由伸や黒田や城島やWADAさんや小笠原が指導者としていろいろやってくことになると思うけど、応援したいね。
ほなおやすみやで
69: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)06:29:30 ID:xfV
小笠原と由伸がかっこよかった(少並感)
71: 名無しさん@おーぷん 2015/11/09(月)12:06:01 ID:X0s
宮本が坂本に教えた理由がなんかわかる気がする



コメント
コメント一覧
ほんと、黒田の言う通り、ちゃんと考えたなら北京のアレはなぁ……
コメントする